法律の力で弱者を救う
未来を拓く司法書士法人
原動力は「誰かを救いたい」という使命感

矢田 受験勉強中に、友人の自己破産を目の当たりにしたことです。ご両親が友人本人の名義でクレジットカードをつくったことから、二進も三進もいかなくなってしまって・・・。ちょうどそのとき司法書士の受験予備校で知り合った方が債務整理専門の司法書士事務所を立ち上げていたので、友人を連れて行き、相談に乗っていただいたんです。そして、「司法書士の仕事って誰かを救えるんだ!」と感動しました。その体験を機に「私も人の役に立つ司法書士になろう」と決意し、猛勉強しましてね。大学を卒業したその年に、司法書士の資格を取得したんですよ。
石黒 そうでしたか、債務整理によってご友人が救われて・・・。その体験が、矢田代表の人生を方向付けたんですね。
矢田 はい。もしかしたら、この友人が救われた債務整理の需要は自分が思っている以上にあるのではないかと、自分の中で何か考え方が変わりました。最初は登記を専門にしている昔ながらの事務所に入社し、司法書士のメイン業務である登記に関する案件を数多く経験することで、司法書士としての基盤をつくりました。その後、企業誘致など地域経済の活性化や雇用創出、会社のプロモーションに力を入れる女性士業者が集まってつくった合同事務所に参画。この時、国の動きを見ながら、世の中を俯瞰してビジネスをしていくということの大切さを学びました。
石黒 2つ目の契機があったんですね。ちなみに、司法書士さんが企業のプロモーションにも携わるというお話にびっくりしました!

石黒 それはおもしろそう! 芸能界でもセルフプロデュースってすごく大事なんですよ。実際私も、モーニング娘。を卒業して料理のお仕事を始めたとき、自分にできることを真剣に考えてアピールの仕方を模索しました。お料理の世界には大御所と呼ばれる先生方がたくさんいるので(笑)、私のような若輩者が生きていくためには、自分にしかできないことを知ってもらうしかないんですよね。大変ではあったけど、すごく楽しかったです。
矢田 人を“魅せる”も会社を“魅せる”も、おもしろさは共通していますよね。
石黒 矢田代表が会社のセルフプロデュースに携わっていたなんて・・・ますます親近感が湧いちゃいました(笑)。