“負動産”を再生し
新たな価値ある資産へ

鳥居 そのために、従来の慣習にとらわれない姿勢で不動産に向き合い、新しいスタイルの流通モデルを構築している真最中です。例えば、“負動産”と呼ばれる、老朽化や傾きなどで市場価値がないとされる物件も、弊社で再生し、持ち主の方が自ら活用できるようにサポートしています。
今岡 それは売主さんも助かりますね! 相続などで引き継いだけれど売れなくて困っている、そんな空き家が多いと聞きます。
鳥居 今までは、そのような不動産を業者が買い取り、リフォームを施して収益物件に仕上げ、投資家に売る流れが一般的でした。そうではなく、元の所有者の方がその不動産を活かし、家賃収入を得られるようにお手伝いするスタイルをとっています。
今岡 それは、新たな資産形成の手段になりますね。

今岡 不動産といえば大手に相談する人が多いですが、こうした柔軟で親身な対応は、地域密着の会社だからこそ可能なんですね。
鳥居 はい、身近な存在として弊社のような小規模の業者もぜひご活用いただきたいです。皆様から頼っていただければ、その分、閉塞感のある不動産業界に風穴を開けやすくもなります。
今岡 私とほぼ同世代でいらっしゃる鳥居社長。本当にやりたいことに向かって邁進しているお姿に、私自身も元気をもらいました。今後10年間のうちに、ご自身の夢を叶えていただきたいですね。きっと叶えられると思います。お体を大事にしつつ、頑張ってください!
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事は楽しいことよりも、つらいことのほうが多いかもしれません。でも、そのしんどい時間こそが、成長できる時間なんです。人としての器を広げ、人間力を高めていく。それが仕事の楽しみにもつながるのではないでしょうか。
(鳥居康孝)