
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
木本 私は38年間、4つの会社で働き不動産ファンド運営会社にも勤務しました。その中で不動産が、時に人生を良くも悪くも変えてしまう大きな影響力を持つことに気付きました。人生の岐路に立たされ、やむを得ず不動産を手放す方もいます。しかし、例えば焦って売却して損をしてしまうのは非常にもったいないと感じていました。
畑山 大きな金額が動きますからね。
木本 ええ。例えば、離婚をすることになり持ち家を売る際、一時の感情で急いで手放す方もいらっしゃいます。そういった場面でもあとで後悔しない選択ができるよう、サポートしたいと思っているんです。相続の問題もそうですね。相続した不動産が兄弟姉妹間で共有状態になると、感情的な対立につながりやすくなります。その場合も不動産屋さんという第三者の立場で、まずは円満解決に向けて努力する、そういう支援ができればと思っていたんです。
畑山 なるほど。一歩立ち止まって間違った選択をしないよう、お手伝いをしたいという思いが起業につながったと。
木本 売買・相続に加えて、土地活用についても同様です。最近、郊外にアパートを建てたものの、借金だけが残ってしまったという事例が増えています。アパート経営が悪いというわけではありません。ただ、その土地の環境に適した活用法ではないケースもあります。「本当はその不動産をどうしたいのか」、あるいは不動産の前に「今後どのような人生を楽しみたいのか」ということに気付いていないお客様をサポートすることが私の残りの人生の役割だと思っています。

木本 お客様にとって「何が楽しいのか」を自分で気付いていただけるような、そういう身近な相談相手になれたら嬉しいです(笑)。
畑山 プロとしての揺るぎない実績と熱意、そして温かいお人柄が多くの方々の支えになると思います。これからも一人ひとりに寄り添い、共に未来を切り拓く。そんな存在であり続けてください。応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様が、所有する不動産を本当はどうしたいのか、どうすれば楽しいのかにご自身で気付いていただけるようご提案し、その結果、ご満足いただける活用法を見つけていただくことが私自身も楽しいんです。そうやって残りの人生、人助けにつながることをしていきたいですね。
(木本隆)