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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

実戦型のバスケアカデミーで 競技を超えた人材育成を
一般社団法人intellete/T-SAT BASKETBALL ACADEMY 代表理事 滝澤賢治

 
プロフィール 千葉県出身。会社勤務の後、中学時代から約30年にわたって打ち込んだバスケットボールで事業を興そうと独立。(一社)intelleteを設立し、2022年、東京都世田谷区でT-SAT BASKETBALL ACADEMYを開業した。現在、50人近い小学生の会員に対し、ゲーム中心の実戦型トレーニングを行っている。【ホームページ
 
 
 
一般社団法人intellete(インテリート)が運営するT-SAT BASKETBALL ACADEMY(ティーサットバスケットボールアカデミー)は、バスケの楽しさ、奥深さを体験し、うまくなりたいという欲求に応えるのはもちろん、自身と対戦相手を客観視する、頭を使ったプレーの喜びも教えてくれる場所だ。独立して1年半、数十人の子どもたちをまとめる滝澤賢治代表理事に、アカデミーの方針や今後の夢を聞いた。
 
 
 

実戦中心の練習で小学生をバスケに引き込む

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 今日は東京都世田谷区のT-SAT BASKETBALL ACADEMYさんにお邪魔しています! こちらでは小学生の子どもたちにバスケットボールを教えているそうですね。私もバスケ経験者なので楽しみにしていました。私の小さい頃にはこういったスクールはなかなかなかったので、すごく興味が湧きます。いつもどんな練習をしているんですか?
 
滝澤 水野さんは相当なバスケ通とお見受けするので、逆に聞いてみたいですね。初めてボールを触る子も多い6歳から12歳を集めて、どんなトレーニングをしていると思いますか?
 
水野 そうだなあ、最近はドリブルなんかのスキルを自慢する動画もたくさんあるから、真似したい子も多そうだけれど・・・意外にゲーム中心なのかもしれませんね。
 
滝澤 さすが、正解です! 当スクールのモットーは、「賢さを育み、実戦力を極める!」なんですよ。どんなにすごいスキルがあっても試合で使えなかったら意味がないというのが私の考えなので、どんどん実戦を重ねて、その中でドリブルやパス、シュートもうまくなればいいと思っているんです。でも、ただやみくもにゲームをさせているわけではありません。状況判断、対戦相手、コートの環境など、全部ひっくるめてバスケなので、そういうめまぐるしく変化するゲームの空間を体験することで、頭を使ってプレーすることが楽しいと感じてもらいたいです。
 
水野 試合でしか学べないこともあるでしょうし、何より勝ち負けがあると燃えますからね。納得です。