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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

風通しの良い社風で稼ぐ
最高益更新中の鋼鉄商社

 

ベテランから若手まで全員が活躍

 
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八木 野球の場合、若手からベテランまで幅広い層の選手がいるチームが、バランスも良いと考えています。具体的には、10代20代に混じって30代後半のベテラン投手・野手が1人ずついるようなチームです。若手にとってコーチや監督は常に口うるさい指導者の立場である一方、ベテラン選手は同じ選手仲間の意識があるので、アドバイスも胸にすっと入ってきやすいんです。会社経営ではどうですか?
 
英保 似たところがあると思います。弊社は永久雇用で、一番の大先輩が79歳、次が75歳です。土日も関係なく喜んで働きに来てくれますし、彼らが会議で10年後の会社の行く末を語ってくれることもあり、ある意味、一番若い感覚の持ち主かもしれません(笑)。
 
八木 時代の最先端を行っていますね! 普通の企業とは違う感覚です。
 
英保 年功序列もないんですよ。社長の責務としては、スタッフには汗水流して一生懸命に働いてもらい、稼いだお金をしっかりと給与で還元できるよう努めています。
 
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八木 働いた分だけ懐に入るのは明解で良いですね! 野球は個人商店みたいなものですが、個人成績だけを求めてしまうと、チームへの貢献意欲が消えてしまいます。するとチーム全体の士気が下がって、リーグ下位に落ちかねません。個人成績はもちろん大切です。しかしそれ以上に、選手たちがみんなのために犠牲を厭わない、勝利へのスピリットが強いチームが、最終的には優勝争いにからんでくるんですよ。
 
英保 組織でのチームワークは、本当に大切ですね。野球に例えると、弊社にはエースで4番バッターのように、何でも敏速に対応できる頭の回転の早い1軍スタッフもいます。しかし、2軍選手にも働いてもらわないと経営は成り立ちません。2軍選手が1軍選手に追いつかないように壁をつくるのではなく、追い付き追い越してもらい、1軍の仕事が楽になる仕組みと土台をつくっている最中です。
 
八木 なるほど。野球も2軍から這い上がった若い選手が活躍しているチームは強いですよ! 私が選手だった頃の阪神タイガースは、野村監督が就任して選手の意識が変わり、星野監督が就任して球団の意識が変わりました。「長」の力でチームが変貌を遂げるさまは、私には大きな学びになっています。