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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

国税局出身の税理士が 丁寧に経営をサポート!
税理士法人ラポール会計事務所 代表社員 今野真輔

 
プロフィール 宮城県出身。大学を卒業後、仙台国税局に入局。法人税や所得税の調査官として経験を積む。仕事を通じて経営者と税理士の関係に疑問を持ったことから、税理士として独立することを決意。2015年、47歳のときにラポール会計事務所を設立した。税務顧問、創業融資を中心とした各種コンサルティング、セミナーなど、さまざまな活動を続けている。【ホームページ
 
 
 
20年以上にわたり国税局で調査官を務めた税金のプロが、満を持して開業した税理士事務所。それが仙台市の税理士法人ラポール会計事務所だ。今野真輔代表社員は、調査官時代から税理士に遠慮する経営者や、顧客に寄り添わない税理士の姿に疑問を感じ独立。領収書の書き方から丁寧に指導し、資金繰りの手伝いや経営コンサルティングも手がけるほか、相続手続、事業承継などさまざまなサポートを通じてお金の面で人々を支えている。
 
 
 

国税局を退職し仙台で税理士事務所を開業

 
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インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
駒田 宮城県仙台市の税理士法人ラポール会計事務所さんにお邪魔しています。さっそく、今野代表のご経歴を教えていただけますか。
 
今野 私は1992年に大学を卒業し、仙台国税局に入局しました。主に法人税や所得税の調査官として、さまざまな企業の経営者や個人事業主の方と関わってきまして。そこで感じたのが「経営者には税金以外の相談をできる相手がいないのではないか」、「経営者と税理士の関係がよくないケースが多いのではないか」という印象だったんです。
 
駒田 税を徴収する立場から、経営者と税理士の関係に疑問を持ち始めたと。
 
今野 おっしゃる通りです。経営者は顧問料を払って税理士に仕事を依頼しているのに、「こんなことを相談すると怒られるのではないか」と遠慮することがありますし、税理士も本当の意味でクライアントに寄り添っていないと感じることが多かったんですよ。私は若い頃から「いつか独立したい」という気持ちを持っていまして。調査官としてキャリアを積むうちに、日本の将来を支える経営者のケアをすることが大事だと考えるようになりました。