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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ダイビングとドローンで
海と空の世界に案内する

 

支えてくれる人たちがいるから頑張れる

 
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澤田 濱中さんが言ってくださったように、私は、ドローンに限らず世の中の流行などに常にアンテナを張っています。車椅子の生活にならなくても、ドローンには関心を持っていたかもしれません。ただ、車椅子ユーザーの私がドローンを使うことで、インパクトが強まる面はあると思います。
 
濱中 事故に遭われ肉体的・精神的に辛かったと思いますが気持ちを切り替え、ご自身だからこそ開拓できる道を見出されたのですね。
 
澤田 事故直後はすごく落ち込みましたね。でも、結婚して子どももいるため気を取り直し、パソコンでいろんな作業をしたり車椅子の練習をしたりと活動を始めました。それに性格的に縛られるのが苦手で(笑)、自営業をしたい気持ちが強かったんです。
 
濱中 ご家族の将来も思い描いて新しいスタートを切られたのですね。私も現役時代は3回も手術し、「選手生命が終わった」と絶望した時期がありました。けれどある日、ファンの方が自作したアルバムを送ってくださって・・・。拝見すると、たくさんの寄せ書きがありましてね。「頑張って」「またライトを守って」という励ましの言葉のおかげで、リハビリに専念できたのです。
 
澤田 支えてくれる人がいるから、「恩返しをしたい」と思えるんですよね。
 
濱中 本当にそうです。そして、澤田代表は仕事をとても楽しんでおられるご様子で、お話をうかがっている私自身も元気が湧いてきますよ。
 
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澤田 仕事は本当に楽しいです。たぶん、仕事が楽しくない人は誰かにさせられている意識が強いのではないでしょうか。でも私は自分で選んだことだから楽しいですし、満足しています。
 
濱中 自分で何かをしようとする人ほど、アンテナを積極的に張りますよね。
 
澤田 そう思います。街に出ると段差が多くて動きづらいし、人目が気になるなどの理由から、車椅子ユーザーには引きこもってしまう人が多いのです。でも私はどんどん外に出て、行けない場所にはドローンを飛ばしていこうと思います!
 
濱中 素晴らしいですね。常にチャレンジし続ける澤田代表のスタイルは、たくさんの人たちのロールモデルになる方だと思います。これからもドローンとダイビングの二刀流で、活躍してください。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事をさせられていると思っている人は多いです。私は、仕事はさせられるものではなく、自分で見つけて、何より楽しむ気持ちが大切で、どんな仕事でも前向きに取り組んでいけばそれは自分の成長につながると考えています。
(澤田一徳)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社KA
■ 本社 〒651-1514 兵庫県神戸市北区鹿の子台南町6-32-2
■ 事業内容 ドローン事業/スキューバダイビングスクールの運営
■ 設立 令和5年4月
■ 従業員数 正社員2名、非常勤2名
■ 主な取引先 リアンインスティテュート株式会社
■ ホームページ https://droneacademy-osaka.com/
https://www.ohana-dive.com/ (TheDiveOHANA)