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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ダイビングとドローンで
海と空の世界に案内する

 

成長著しいドローンの世界に導いてくれる

 
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濱中 ダイビングショップの運営と同時に、ドローンの事業にも携わっておられるんですよね。そもそもドローン事業は、どのような経緯で始められたのでしょう?
 
澤田 事故に遭って車椅子生活となり、自分自身でダイビング指導を行うことは諦めました。でも現場の仕事が好きなので何かできないかと考えたとき、ドローンを使って空撮をすることを思い付いたのです。2023年の秋に免許を取得して、現在は、屋根の点検などの仕事を受けています。空撮した映像をお客様の要望に合わせて編集する作業も得意です。
 
濱中 すごい! 空撮といえば、ヘリコプターを使った撮影などが思い浮かぶなぁ。今やドローンは、いろんな場面で活用されていますよね。スポーツ関係も、ドローン登場によりダイナミックなシーンを撮れるようになりました。映像革命ですよね。
 
澤田 おっしゃる通り、ドローンは大きな可能性を秘めている分野で、興味を持つ人も増えていますから、資格取得の難易度が上がっていくかもしれません。なおさら、今のうちに技術を身につけるほうがいいと思います。そして、私のように障害のある人でも自由に操作できるので、楽しさを伝えたいです。
 
濱中 確かドローンを操縦するためには、国家資格が必要なんですよね?
 
ドローンスクールの様子 ドローンスクールの様子
ドローンスクールの様子
澤田 2024年1月現在では民間資格と国家資格の両方がありますね。弊社はドローンの使い方を学んでいただける、KOBE DORONE ACADEMY大阪校というスクールも開校しており、丁寧な指導を行っています。
 
濱中 海と空の両方でスクールをなさっているとは、メジャーリーグで活躍している大谷選手の二刀流のようです! ちなみに、ドローンスクールはどのような点がセールスポイントでしょうか?
 
澤田 こちらもダイビングと同じく、初心者の方でも一から学んでいただけるカリキュラムや指導方法を取り入れています。民間資格で趣味的に簡単に楽しめる「気軽に空撮コース」、国家資格を取得してドローン関連の仕事に就きたい方に向けた「将来を見据え本格的コース」、ドローンとダイビングどちらもマスターできる「とにかく自然を楽しみたいコース」など、多彩なコース設定で、目的に合わせて受講していただけますよ。少人数制で質の高いレッスンを行うこともこだわりです。
 
濱中 多様なニーズに応える柔軟なコースを設けておられるのですね。これから右肩上がりでライバルも増えそうな分野。しかし、早い時期に飛び込まれた澤田代表は、時代に対するアンテナを張り続けている方だと思いました。