狩野　これまでの北川代表のご経験やお仕事への思いがよくわかりました。そんな北川代表のこだわりや強みについてもぜひ教えてください。
 
北川　お客様のご要望を叶えるために、どのようにイメージを表現し施工を可能にするかを常に考え、実践するようにしています。例えば、道端の錆びた消火器を撮影してエイジング加工のヒントにしたり、ショッピングモールで壁や天井を撮影したりと、自身の引き出しを増やせるように心がけているんです。
 
狩野　お客さん一人ひとりのこだわりを実現するには、さまざまなインプットが必要になるんですね。
 
北川　そうなんです。また、私は施工で使用するヘラも自作していましてね。これはパテベラといい、既製品に出せない手の馴染みがあるので、より緻密な作業が可能になりました。
 
狩野　素晴らしいこだわりです。他社との差別化にもなりそうですよ。
 
北川　そうですね。技術はもちろん、色味やバランスなどセンスも大切なので、より良い施工のために細かい箇所にも注力しています。また現在は、妻が一から仕事を覚えて一緒に現場に携わっていて、女性ならではの感性や目線でのアドバイスもあり、非常に助かっているんです。
 
狩野　なおのこと魅力的な仕上がりになりそうだ。ご夫婦でのワークスタイル、素敵です。