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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

創業50年以上の伝統技術
タイル工事の新たな魅力

 

幼い頃から大工に憧れ、知識と経験を積む

 
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岩崎 お聞きしたところ、丸山代表は創業者であるお父様の跡を継いで二代目として活動なさっているそうですね。子どもの頃からタイルのお仕事に興味があったんですか?
 
丸山 そうですね。私自身も子どもの頃から木を加工して本棚をつくるなど、ものづくりが大好きだったんです。それで小学生の頃から大工の仕事に強い憧れがあり、いつかは父の跡を継ぎたいと考えていました。
 
岩崎 なるほど。大工のお仕事をするのが将来の夢だったんですね。
 
丸山 はい。その夢をかなえるべく、大学では建築科の道に進みました。そこで国内外の建築様式やデザインも含め、建築や建造を専門的に学んだんです。卒業後は、ハウスメーカーに就職し、約10年間、住宅設計の仕事をしていました。そして、建築の知識と技術を身につけたうえで、父の跡を継いでタイル工事の仕事を始めたんです。
 
岩崎 タイル工事などのようなお仕事は、長年にわたって現場で技術を磨いた職人さんが手がけているイメージでした。丸山代表のように、建築に関する総合的な知識を持った方が行っているのは珍しいのではないですか?
 
glay-s1top.jpg 日常のさまざまなシーンにタイルを活用!
日常のさまざまなシーンにタイルを活用!
丸山 確かにそうかもしれませんね。でも、これまでハウスメーカーで建築全般に携わってきた経験を活かし、建物全体の構造や雰囲気なども考えながら、タイルの活用方法を工夫できるのが私の強みだと考えています。例えば、タイル自体がきれいなデザインだとしても、その建物の雰囲気に合っていなければ、タイルの真の魅力は発揮されません。そこで、お客様のご要望もうかがいながら、建物全体のデザインなどを考慮し、どんなタイルが最もその部屋に合うかといった提案もさせていただいています。
 
岩崎 建物全体のデザインを考慮して、それに見合ったタイルの活用方法を提案していただけるわけですか。タイルを張る場所だけでなく、建物全体の雰囲気も考えながら工事を進めてくれるとなると、工事を依頼する施主さんも心強いと思いますよ。