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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安心・快適な内視鏡検査で
がんの早期発見を目指す!

 

カジュアルで不安のない検査と治療を目指す

 
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石黒 重要な検診をより身近で手軽にするために、具体的にどのような工夫をしているんですか?
 
土田 まず診察の入口として、県内でも少ないネット予約を導入しています。対面で症状やご相談内容を伝えてもらうよりも、予約時に事前に内容を書いていただくほうが患者様も言いたいことをまとめて伝えやすいメリットがあります。
 
石黒 それは確かに便利! 私だったら先生との対面は緊張感もあって、言おうと思っていた内容をほとんど忘れちゃう(笑)。それに、多くの病院はまだ電話予約ですよね。つながらない、すぐ留守電になる、予約を取りづらい・・・と不平ばかり出てすみません(笑)。
 
土田 いえいえ、ごもっともです(笑)。病院側も事前ネット相談で症状を把握できれば効率化にもつながり、患者様とwin-winな関係をつくれて相互利益になります。最初の問診で「どうしたのですか?」から始めるのではなく、「●月●日からこういった症状があるようですね?」といった、具体的な相談内容から話せるのはこちらにとってもメリットが大きいです。ほかにも基本的なこととして、患者様との情報共有は大事にしています。ご本人が何を目的に治療しているのか理解がないと、なかなか完治には至りません。医学的な専門用語もできるだけ使わないようにして、わかりやすく情報が伝わるようにしています。また、女性医師による大腸カメラや鎮静剤を使用した内視鏡検査を行うことで、検査に対する不安や恐怖心をなるべく軽減できるように心がけています。
 
石黒 患者側の立場だと、それは助かります。医学用語は本当に難しいですからね。土田代表のような先生がいると、地域の方々は安心して生活できるだろうなぁ。
 
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土田 そういう存在でいられるようさらに頑張ります! 私は医者として、がんによる死亡者を減らしたいという使命感があるんです。それには早期発見が肝腎で、それが社会に浸透すれば死者数は確実に減らせます。そのためにも検診をもっと身近でカジュアルなものにし、「ちょっと胃カメラ飲んでいく?」と気軽に立ち寄れるようなクリニックを目指していきます。
 
石黒 私の子どもたちにとって医療機関は、幼い頃から馴染み深い場所でした。長年かかりつけ医としてお世話になっているところには遊びに行くような感覚で通院していて、先生と話しているだけで元気になれるみたいです。土田代表もまさしく同じような印象で、心から信頼できるお医者さんだと思いました。高い意識のもと地域の医療機関として新しい形態で臨む姿勢は、素晴らしいの一言に尽きます。今後のご活躍を期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
医者だけでなく、クリニックを運営する経営者になって、これまで学んできたこととは異なる壁にぶつかっています。でも、それらをすべて前向きにとらえ、壁を越えていければ楽しくなるはず。そうやってポジティブに物事を考えているから、楽しく仕事を続けられているんだと思います。
(土田幸平)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 宇都宮クリニックビレッジ
■ 宇都宮クリニックビレッジ 〒320-0852 栃木県宇都宮市下砥上町691-5
■ つちだ内科クリニック 〒320-0852 栃木県宇都宮市下砥上町691-4
■ 事業内容 内科・眼科・形成外科クリニック運営
■ 設立 令和4年4月
■ ホームページ https://u-clinicvil.com/ (宇都宮クリニックビレッジ)
https://tsuchida-naika.clinic/ (つちだ内科クリニック)