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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

先進的な設備や治療で
地域を助ける耳鼻咽喉科

 

専門的かつ先進的な治療ができる点が強み

 
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千葉 耳鼻咽喉科といえば、子どもが小さい頃にたまに診ていただいたことがあります。内科よりダイレクトな治療をしてくれて早くよくなる印象がありますよ。
 
髙橋 耳鼻咽喉科と小児科には、違いがありましてね。小児科の先生は体を全体的に診ることが得意です。しかし、耳鼻咽喉科は耳や鼻、喉の治療が得意なんですよ。それらの分野に関して先進的な治療ができる場合があります。
 
千葉 なるほど。耳や鼻に症状があるとき、そこにポイントを絞った治療をしてもらえるのですね。差別化とも言えそうです。
 
髙橋 しかも、全年齢層を診れるオープンな場所でもあるのが耳鼻咽喉科です。風邪を引いて病院に行く場合、「内科を受診しよう」と考える方が多いと思います。しかし、耳鼻咽喉科のほうが適切な治療ができる場合も多いのです。例えば、「風邪で喉に症状が出て内科を受診したが回復しない」という方が耳鼻咽喉科で診てもらったところ、「喉の症状は実は鼻に原因があった」とわかり、回復するケースもあります。それも内科にはあまり設置されていない耳鼻咽喉科用の機器がそろっているからできることです。当院では東京都心まで行かなくても同レベルの治療ができる機器を導入しています。
 
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千葉 内科と耳鼻咽喉科では設備に違いがあり、それが治療の結果として表れるのですね。ところで、診療の際は、どんなことを心がけておられますか?
 
髙橋 患者様に何かを伝えるとき、わかりやすい言葉を使うことです。専門用語を使ってしまうと通じない場合があるので、そこは注意しています。また、使う薬についてもしっかり説明していますね。例えば、抗生剤はウイルスではなく細菌に対して効果を発揮するので、患者様から「風邪を引いたので抗生剤を出してください」と単純に言われても、風邪の原因によっては効かないので出しません。その際、理由についてもきちんと説明します。
 
千葉 抗生剤はそのような性質なのですね、初めて知りました。これはどういう薬でどのように効くかを丁寧に説明してもらえると、助かりますよ。そのように一人ひとりに寄り添ってくれるお医者さんだと、信頼関係が築けそうです。