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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

庭や公共スペースの
魅力を高める造園業!

 

人々から感謝される、やりがいのある仕事

 
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石黒 若くして会社のトップになると、周囲にいる人たちの年齢が自分より上であることが多く、経営や現場の采配が大変だと思います。実際、いかがだったでしょうか?
 
横田 親どころか祖父に近い年齢のスタッフもいて(笑)、確かに、指示の出し方などが難しい場合もあります。でも、これまで弊社の伝統を支えてきてくれた信頼できる大先輩、大ベテランの方々でもあるので、感謝の気持ちを抱いて仕事を進めさせていただいています。
 
石黒 お仕事を進めるうえで、どんなことを心がけておられますか?
 
横田 まず現場の仕事において言えるのは、常に安全第一であること。事故や怪我が起こらないよう、スタッフはもちろん周辺にいらっしゃる方にも気を配ることを心がけています。加えて、技術も当然必要ですが、スタッフたちとの十分なコミュニケーションにこだわっています。朝、一同が集まって顔を合わせる際は、表情や声の調子を確認し、疲れていそうだと感じたら休憩を取りやすくするなど細かい調整をします。楽しく仕事をできる環境が、皆で目標に向かって頑張れることにつながるんですよ。
 
石黒 安全で楽しく働ける、環境づくりが肝なのですね。結果として、仕事の質も高まると。そうやって配慮してくれる横田社長だと、皆さんは働きやすいと思います。
 
横田 スタッフたちにはこれからも楽しく仕事をしてほしいので、そのための環境整備も私の役目の一つですね。弊社の造園事業は、個人のお客様に喜んでいただける充実感もありますし、公共施設だと街の顔やシンボルを預かる重要な仕事なので、やりがいも大きいと思います!
 
石黒 ちなみに、どのような公共施設を手がけてこられたのですか?
 
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横田 ここ富士見市は藤の花が有名ですよね。富士見市役所のそばにある、藤棚の管理を任されていますよ。
 
石黒 市役所の名物、藤棚ですか! たくさんの人の目につきそうですね。
 
横田 美しい花が咲く時季を市民の方々が毎年楽しみにされているので、「期待に応えなければいけない」との責任感を持っています。街を華やかに彩って、活気を呼び起こしたいですね。
 
石黒 働く人たちが表に出る派手な仕事ではないけれど、街を魅力的に保つために重要なお仕事ですよね。
 
横田 作業をしていると、「今年はどんな花が咲くの?」と通行人の方が声をかけてくださるので、より頑張ろうと思えるんです。