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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人々の暮らしを支える
張り巡らされた配管の力

 

こだわりは「同業者に誇れる仕事を」

 
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水野 一口に「インフラ設備をつくる」と言っても、建物の用途、構造によって、仕事内容も違ってくるのでは?
 
赤嶺 おっしゃる通りです。ありがたいことに周囲の方々のサポートもあってさまざまな現場に関わらせていただいているので、経験値をどんどん増やせています。
 
水野 ちなみに、どのような現場に関わっていらっしゃるんでしょうか。
 
赤嶺 一般住宅はもちろん、新築マンションや都営マンション、商業施設、飲食店などなど、挙げればきりがありません。最近では特殊な案件も増えてきて、例えばコインランドリーの配管なども手がけているんです。
 
水野 コインランドリーですか! それはまた特殊な工事が必要そうですね。すごいなあ。設備業界一筋20年のご経験があってこそ、できる仕事がたくさんあるんでしょうね。
 
赤嶺 マンションなどは図面もしっかりしているので、ある意味、楽なんです。大変なのは、機械を扱うような場所ですね。機械まわりの配管にはいろいろと制約があるので、一筋縄ではいきません。でも、それがまた楽しいんですよ。それこそ、職人の腕の見せ所ですからね。
 
水野 難しい現場でこそ、燃える職人魂ですね。ほかに赤嶺社長が職人魂を燃やしてこだわっていらっしゃることをお聞きしたいです。
 
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赤嶺 私のこだわりは、「同業者に誇れる仕事をすること」でしょうか。配管って、見えない場所にあるでしょう? だから、水やガスさえちゃんと使えていれば、一般のお客様は配管がどうなっているかなんて気にしません。ですので、自分たちの仕事を見て評価してくれるとしたら、同業者なんですよ。私たちが施工した場所を後々、改修や補修で開けた同業者の方に「さすが、いい仕事をしている」と評価してもらえるような仕事をしたいと常々考えています。
 
水野 本当は、水もガスも使えて当たり前ではないですもんね。見えないところで、私たちの生活はしっかりと支えられている。それを担う設備のお仕事って、まさに、縁の下の力持ちだと感じました!