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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ガラスコーティングが
新たな時代の常識を生む

 

時代の継承と進化のためホールディングス化

 
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田畑 弊社はまだ設立から間もないものの、商品はすでに全国に展開し海外展開も視野に入れております。その勢いを実現できたのは人と人とのつながりで、これまでに出会った数多くの方々、また新たに出会った方々の協力があったからこそ。私は、心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。
 
西岡 田畑社長の目標は会社を大きくすることではなく、世の中に新しい価値観を広めることのような気がしますね。
 
田畑 はい、おっしゃる通りです。私は、「時代の継承と進化をつくる」を事業のテーマにしているんですよ。
 
西岡 ちょっと難しい言葉ですね。詳しくお聞かせいただけますか。
 
田畑 人類が誕生してこれまでの間に、長い時間が流れ今という時代がある。時代はそのとき、そのときで発明や文化・常識をつくり上げ、それが次の時代へと継承されていくわけです。そうして積み上げられた様々な文化の中から、未来に必要なことは継承し、同時に新しい文化へ進化させていくことが大事ですよね。私はその“継承”と“進化”を生み出す存在になり、未来に良い影響を与えられる人間になりたいと思っているんです。
 
西岡 なるほど。コーティングで“ものを大切にし、長く使う心”を広めることが、田畑社長のおっしゃる“時代の継承と進化”の一つというわけですね。そのために必要な事業の方向性を、田畑社長はどのようにお考えなのでしょうか。
 
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田畑 将来的には、弊社を中核にしたホールディングス化を考えています。子会社の代表には周囲の若い人たちに就任してもらい、それぞれが、それぞれの思いで会社を運営していけばいい。お互いの理念を共有し、芯の部分でつながっていれば、意見を違えることはないと思うんです。ところで、今日は西岡さんにお聞きしたいことがありまして。西岡さんはボクシングで世界チャンピオンになることを、いつ頃から夢見ておられたのでしょう。
 
西岡 僕は、小学生のときから「ボクシングで飯を食う。世界チャンピオンになる」と決めていたんですよ。
 
田畑 その決意があったから厳しい練習に耐え、ついに目標を達成することができたんですね。