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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ガラスコーティングが
新たな時代の常識を生む

 

トップ企業に育て世の中に影響力を持ちたい

 
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西岡 それだけの事業を、個人で成功させてきたのはすごいですね。
 
田畑 もちろん、広告の営業で知り合った経営者の方々や、友人たちに支えていただいたからこそできたことです。そして、あるとき「たくさんのつながりを武器に企業を立ち上げたら、ビジネスの道は無数につくり上げられる」と気付いたんですよ。ブランド力のない個人が日本を変えようとしても限界があります。でも、トップ企業になり世の中へ影響力を持つことができれば、それも可能なのではないでしょうか。そこで2017年8月に仲間たちと弊社を設立しまして。ガラスコーティングに限らず、やりたいと思ったビジネスをすぐに始められる体制をつくり上げました。
 
西岡 いやぁ、驚きました。仕事を続けながら、何年も悩んでから起業する方が多い中、田畑社長は「まず、やってしまおう!」という前向きな感覚をお持ちなんですね。それでは、田畑社長が日本をどのように変革したいのか具体的にお聞かせください。
 
田畑 私が弊社を通じて実現したいのは、世の中に新しい常識や可能性をつくることなんですよ。例えば、私が打ち込んでいたサッカーは、1998年に日本がワールドカップ初出場を果たすまで、誰も出場できるなんて思っていなかった。それが、今では「出場は当たり前」と思っている人が多いですよね。同じように、西岡さんは日本人で初めて、ボクシングの聖地と呼ばれるMGMグランドホテルで防衛戦を行いました。それまで、日本人がMGMグランドで戦えるなんて、誰も考えていなかったでしょう。でも、いつの日か日本人がMGMグランドに立つのが当たり前となるかもしれない。そうやって世の中には“当たり前”がたくさんできていく。その当たり前がある世の中を構築する企業をつくり上げます。その第一歩が、コーティングというわけです。
 
西岡 PRECOさんが扱っているコーティング剤の1つに、G-POWERというものがあるのだとか。お聞きしたところによると、スマホや時計、宝石、車、家具、室内など、身の回りのものは何でも保護できるコーティング剤だそうですね。
 
田畑 そうなんですよ。防弾ガラスを超微粒子にしたG-POWERはコーティング剤の中でも代表的なものですし、その他にも様々なケースに適したコーティング剤とそれを使い分ける知識を備えています。「ものを買ったらPRECOでコーティングして、キレイに使い続ける。長持ちさせるのが当たり前」という新しい常識を広めたい。「コーティング=PRECO」「何か買ったらPRECOでコーティング」と考えていただけるようブランドを構築し、そこから世界に影響力を発揮したいんです。
 
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西岡 なるほど。コーティングを通じて田畑社長が伝えたいのは、ものを大切にする心なのではないですか。
 
田畑 おっしゃる通りですね。コーティングを使用するもので代表的なのは、車です。ただ、最近は科学が発達したこともあり、たくさんのものにコーティングが可能となりました。なので弊社では「買い替える時代から守り続ける時代」をつくっていきたいですね。例えば、頑張って仕事をしてお金を貯めて車を買ったとします。でも、その車は1秒ごとに汚れがついてだんだんと劣化し、廃車へと近づいていくんです。頑張って買った車は、キレイなまま保ちたいですよね。それを可能にするのがコーティングです。この喜びを車以外でも感じていただけるよう、様々なものにコーティング対応をできるようにしたのが弊社なんですよ。