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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
 

やらずに後悔しないよう
まずは何事にも取り組んでみる

 
爆笑問題や日本エレキテル連合が所属する、株式会社タイタン。1993年の設立以来、太田光代さんは代表取締役社長としてタイタンを牽引し続けている。会社の立ち上げ以前は、お笑い芸人やモデルとして活動していた太田さん。経営に関するノウハウが全くない状態から、どのようにしてタイタンを大手に並ぶ芸能事務所にしたのだろうか。太田さんの考え方をうかがった。
 
 

後悔をしないためにも経営の道に飛び込んだ

 
私がタイタンを立ち上げたのは、もうすぐ28歳になるという頃だったと思います。「太田光代が経営する個人事務所」と認識していただくことが多いのですが、私としては、爆笑問題を中心にいろんなことにチャレンジする、いわば「爆笑問題カンパニー」という感覚で立ち上げました。
 
周りの方に「よく事務所を立ち上げる決断をしたね」と言っていただくことは多いですね。でも、そんなに大それた決断だったわけじゃないんです。「やってダメならしょうがない」という考えでしたから。事務所立ち上げに関してだけではなく、私はやらないで後悔するのが一番嫌なんです。だから、「やる、社長になる」と決めました。
 
企業に勤めた経験がなく、もちろん経営のノウハウもないままいきなり社長となったので、何冊ものハウツー本を読みました。ただ、業種が特殊なので、あまり参考になる本はなかった(笑)。このプロダクションの主な商品は、所属しているタレントたちの能力なので、そこに値段をつけるのはとても難しいんです。基準はないし、他の事務所の方に聞くわけにもいきませんから。手探りで感覚を養っていくしかありませんでしたね。
 
今にして思うと、経営に関して全くノウハウがないのが逆に良かったのかもしれません。例えば、事前に経済の勉強をしようと思って、これまでの経済の歴史を学んだとします。私の考えとしては、100年前の経済の仕組みって、今の時代では何の参考にもなりません。だから、その歴史を知っていると、かえって頭でっかちになって柔軟さに欠けてしまっていたかもしれない。予備知識のない状態で、自分の感覚だけを信じてこれたのが良かったのかなと思っています。
 
 
 
 
 

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