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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

塗装工事や耐震工事で
街や暮らしを守る誇り

 

足場を解体した後の安堵感が次なる自信に

 
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長澤 創業当初から手がけていらっしゃるという外壁塗装のお仕事も、危険を伴う業務なんでしょうね。
 
高橋 はい。住宅からマンションまで様々な建築現場で作業をするのですが、高所の作業は危険が伴いますね。高層階だけでなく、2階建て、3階建ての住宅であっても転落の危険は常につきまといます。
 
長澤 そうですよね。かといって、塗装をせずに放置していると、建物への負担が大きくなって老朽化が早まるでしょうから、余計に建物の安全性が低くなってしまう。高速道路工事の仕事もそうですが、私たちが日常的に意識することもなく安全に暮らしていけるのは、センシンさんのような会社が陰で頑張ってくれているからなんだろうな。
 
高橋 ありがとうございます。危険が伴う作業だけに、足場を解体して事故がなく全ての作業を終えた時に抱く安堵感は格別なものがあります。図面や計画通りに仕事が終えられた時の達成感も大切ですが、全てのスタッフが元気なままで現場作業を完了できると本当にホッとしますし、「次も頑張ろう」 というやる気にもつながるんです。
 
長澤 天候などにも作業環境を左右されますし、施工までの期日に追われるなど、安全を確保するのが難しい状況もあると思います。そうした中で日々力を尽くしていらっしゃるんですから、本当に素晴らしいお仕事ですよね! 今後、これまでの技術やノウハウを駆使して新たに取り組もうと考えていることはありますか?
 
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高橋 先日、不動産会社のオフィス内装の工事を請け負った時、私が内装のデザインをしました。こうしたデザインの仕事も増やしていきたいですね。また、ビルの外壁調査をし、クラックや漏水している場所を記載した図面を用いるなど、お施主様に改善すべき部分をわかりやすく説明するように心がけています。今後もこのように、わかりやすく、お客様にご納得いただける提案をすることに力を入れていくつもりです。
 
長澤 図面でわかるように説明してもらえれば、直すべき具体的な場所がわかるでしょうし、建物の安全性を保つ意識も高まりそう。お話をうかがっていて思ったのですが、高橋社長はいい意味で塗装のお仕事に染まり切らない客観的な視点をお持ちだから、塗装と異なる新しい仕事を次々に取り入れられるんでしょうね。
 
高橋 チャレンジすることを忘れたくないですからね。そのためには常に一歩引いて、会社の事業を見つめることも必要だと思うんですよ。海外で学んだ空間デザインの視点で現場を観察すると、様々な発見があります。多くの方々の命にかかわる仕事ですから、発見を基に、より安全で効率的な現場づくりができるように務めているんです。
 もちろん、既存の仕事においても、常に向上心を持って取り組んでいます。ベテランの職人さんもいますし、そうしたスタッフと意見を交わしながら、よりよい仕事ができるように努めているんです。確かな腕を持つ信頼できるスタッフがいてこそ、当社はチームとして常に前に進めている。だから、彼らにはとても感謝しています。これからもスタッフと共に、頑張っていきたいですね! 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
新しいことに挑戦し続けるのが楽しいので、向上心を持って幅広い業務に力を尽くしています。
(高橋航)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社センシン
 ■ 本社 〒165-0032東京都中野区鷺宮3-20-10 フロンティア鷺宮B101
 ■ 事業内容 塗装工事一式/耐震補強工事/防水工事/建築デザイン/外装・内装工事一式
 ■ 設立 平成19年5月
 ■ 従業員数 12名
 ■ ホームページ http://www.senshin-senshin.jp