プロフィール 日本茶葉製造販売業の丸山園本店の三代目として生まれ、学業終了後は一時芸人を目指し「欽ちゃん劇団」に在籍。萩本欽一氏の指導を受けた。引退後、京都の茶問屋での修業を経て家業に入り、三代目を継承。お茶の良さをPRすべく日本茶カフェ「一葉 KAZUHA」を立ち上げるなど、本物のお茶が忘れ去られたまま飲まれなくなっている状況を憂い、業界復興と消費者の健康促進を後押しする活動を続けている。
来客をもてなすとき、ちょっと一息つきたいとき、急須で淹れたお茶は日本の風景に欠かせない飲み物だった。しかし現在、ペットボトルのお茶やコーヒー、スポーツ飲料など他の飲み物に押され、茶葉の使用量は減少の一途を辿っている。そんなお茶業界の現状に危機感を抱いた株式会社丸山園本店の井ヶ田晋代表は、お茶カフェ・一葉[KAZUHA]を新宿と茅ヶ崎にオープンした。日本茶小売企業の若手経営者が考える、今やるべき課題とは?
お茶――この身近な飲み物の
すばらしい効能
川村 はい。企業様にセミナーに行くこともありますよ。健康管理士の目から見ると・・・井ヶ田代表は少しメタボでしょうか(笑)。 それはともかく、お茶はビタミンCも豊富です。だから子供の頃は「風邪をひいたら緑茶を飲め」って、いつも言われましたでしょう。

井ヶ田 言われましたね。あと、殺菌作用もあるんですよ。お寿司屋さんで最後に熱いお茶を飲むのはそれなんです。生ものを食べた後は殺菌作用のあるお茶がいい、と。実際に江戸時代は、お茶は薬として大切に扱われていました。庶民にはなかなか手に入らないものだったようですね。
川村 こうしてお茶をいただいていると、気持ちも落ち着きます。ああ、おいしい。






