施設開発とイベントで
福祉施設をサポートする
施設開発の先に入居者の暮らしを見つめる

矢部 まさに街づくりそのものですね。かなり大規模で、しかも専門性の高いお仕事を担ってこられたわけですか。
永井 そうですね。私はハウスメーカーの不動産開発事業部門でリーダーを務めたり、上場した会社で支店長や子会社の取締役を経験したりと、長く開発の現場に身を置いてきました。ただ、2011年頃に知人からのアドバイスをいただいたことがきっかけで、福祉業界に携わるようになったんです。そこで福祉住環境コーディネーターの資格を取得して、高齢者や障がい者の方が自立した生活を送れる住環境をどう整えるか、という視点を持つようになりました。
矢部 不動産開発の経験が、そのまま福祉の分野へつながっていったんですね。
永井 そうなんです。特に老人ホームの開発には15年ほど携わっており、これまでにかかわった施設は30棟以上、部屋数にすると2000室は超えています。土地の売り買いだけではなく、土地オーナーさんへの有効活用の提案、建築計画、介護運営会社との調整、その後の営業支援まで含めて、トータルで行っております。リヒトの事業では、このような福祉施設の開発を手がけています。
矢部 それだけの実績があれば、施設づくりの現場も知り尽くしておられるわけですね。そこからイベントの企画に着目したのは、なぜだったんですか?
永井 老人ホームを数多く手がける中で、建物をつくるだけでは十分ではないと感じたことがきっかけでした。長く暮らす入居者の方が、毎日の生活に楽しみを感じているかどうかが、末永く健康に過ごすために非常に大切だとわかったんです。そこで施設の外側だけでなく、内側の時間まで豊かにできたら、もっと意味のある仕事になるのではないか。そうした思いから、新たな取り組みとして「もう一度輝きたい、第二の人生を再び」をコンセプトに、セカンドステージ企画を立ち上げたんですよ。


