インタビュアー タージン(タレント)
安福 私はもともと作業療法士として病院に勤めていました。精神障がいがある方と関わる機会が多く、その人たちの「地域の中に居場所をつくりたい」という思いを一緒に実現したいと思ったのが起業のきっかけです。2005年に当NPO法人を立ち上げ、20年になります。
タージン 20年という歳月に、地域との信頼関係の強さを感じます。濵﨑部長はどのような経緯で関わることに?
濵﨑 実は、以前通っていた専門学校の先生が現在施設長を務める安福だったんです。当法人の立ち上げにあたり、私を含めた生徒たちが協力することになりました。障がいのある人たちが地域の高齢者や困っている人たちを支え、誰もが安心して笑顔で過ごせる地域をつくるという考えに深く共鳴しています。
安福ひとみ施設長
タージン 珍しいケースに思えますが、理にかなっているとも言えそうです。つまり、施設利用者の方々が必要とするサービスを、文字通り当事者目線で提供できるわけですよね。
濵﨑 はい。どのような場所なら働きやすいか、何をしたいか、どんな地域で生きていきたいか――当事者だからこそ理解できる気持ちを、施設のシステムや環境に反映させています。当法人が成長できたのも、利用者様とご家族、地域のニーズに応えることを大事にしてきたからこそかもしれませんね。
タージン 利用者さんやご家族も、喜んでおられるでしょう。合わせて、地域との関係づくりも大事にされてきたとお察しします。
安福 おっしゃる通りです。例えばB型事業所の喫茶店「Caféぽてと」は、地域で「ぽてとさん」という愛称で親しまれ、憩いの場になっています。喫茶店でもお出ししているこちらのケーキ、障がいのある方がこの隣の製造現場でつくっているんですよ。タージンさん、ぜひ召し上がってみてください。


