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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

細やかな視点と施工で 信頼を築く外構工事!
Square Lily 代表 大堀友理

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 茨城県稲敷市で外構工事を手がけるSquare Lily(スクエアリリィ)さん。土木分野で女性の経営者の方はお目にかかる機会が少ないので、どんなお話がうかがえるか楽しみです! さっそく大堀代表の歩みから教えてください。
 
大堀 私は型枠大工として働き、22歳で造園会社に移り、庭園の樹木や草花の植樹を通じ、その地域に合った植木や、草花をたくさん学んできました。その後、建築設計事務所を経て工務店に転職したんです。工務店では新規事業の外構部で働き、お庭の設計から職人さんの手配まで切り盛りしましたね。2016年に独立し、現在、Square Lilyではウッドデッキ、アプローチ、門、塀、駐車場、車庫、物置など、洋風庭園から和風庭園など住宅の外回りの工事を新築からリフォームまで幅広く承っています。
 
水野 2026年で10周年ですね、おめでとうございます! ちなみに、大堀代表はデザイン担当だけでなく現場にも出ておられるのですか?
 
大堀 もちろんです。私は重機が大好きで、先日も解体現場のお手伝いや、ダンプを運転して砂利や山砂を運んできました。近いうちに油圧ショベルの操縦資格も取りたいと考えているんですよ。
 
水野 素晴らしいですね。このお仕事に懸ける熱意がうかがえます。現場でも細部までこだわっておられるのでしょうね。
 
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大堀 デザインのこだわりは門から玄関までのアプローチを少しカーブさせてお庭を広く見せるよう、遠近法を使うなど、丸と三角、四角とさまざまな図形をうまく組み合わせた、やわらかいデザインを得意としています。職人さんには「ここはもっと丁寧に」と指示することもあるんです。このような細かい点に気付けるのは、私が得意とする視点だと思います。自分のデザインを自分で形にする仕事は本当に楽しいですね。
 
水野 頼もしいです! 女性の代表ということで、現場の雰囲気も気になります。
 
大堀 職人さんからは、「指示が細かい」などとよく言われます(笑)。ですが、一緒に作業し、昼食を食べるなどコミュニケーションを図って、積極的に声かけをし、現場はいつも明るい雰囲気です。