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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

災害復旧やインフラ工事 暮らしを支える重機の匠
有限会社木内重機 代表 木内康好

 
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インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
村田 千葉県香取市の有限会社木内重機さんにお邪魔しています。事務所の壁一面に県や市町村からの感謝状や賞状がずらりと並んでいて、圧倒されました。地域からの厚い信頼が目に見えるようですね。
 
木内 ありがとうございます。弊社は創業60年以上、私自身も業界歴43年、2代目として解体工事のほか地域のインフラ工事を担ってきました。
 
村田 半世紀以上にわたり地域の安心と安全を支え続けてきたんですね。これまでどのような現場に関わってきたのでしょう?
 
木内 道路の舗装や法面工事、河川の整備に加え、台風や地震で倒れた木の撤去など、幅広く手がけています。公園の遊歩道整備も行っていて、子どもたちが安心して遊べる環境づくりにも関わっていますよ。
 
村田 驚きました! インフラに直結する仕事ばかりで、まさに地域の生命線ですね! 私も小さい子どもがいるので、公園で安心して遊ばせることができるのは木内代表のようなプロが尽力してくれるからこそと実感しますよ。ありがたいです。やはり行政の仕事が多いですか?
 
木内 仕事の8割は行政案件です。特に災害復旧は時間との勝負。道路が倒木でふさがれば、人も物資も通れなくなりますから、重機を操りながら現場を切り開くこともありますよ。
 
村田 まさに人々の生活を守る仕事ですね。
 
木内 実はかつて成田空港の建設に携わったこともあるんですよ。
 
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村田 えっ! 仕事で海外に行くことが多いので成田空港にはよくお世話になっていますよ。御社が関わっていたとは驚きました。地域の安全や便利な暮らしに長く貢献されてきたのですね。
 
木内 地域の人たちの暮らしを守るのが一番のやりがいです。それに、この仕事は単純に楽しいんですよ。特殊車両を操縦できたり、危険樹木の伐採では高所作業車で28mの高さまで上がれたり、普通の生活では体験できないことばかり。今でも現場に出るとワクワクします(笑)。
 
村田 過酷な場面に挑み続けながら、ベテランである今も仕事にときめきを持ち続けて楽しんでいる木内代表に感銘を受けました。誇りを持っていきいきと働く姿はきっと次世代の若者にも良い刺激になるでしょう。今後のご活躍にも期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ほかの仕事にはない、貴重な経験ができることです。そしてそれが、誰かの暮らしを守っていることが、大きなやりがいとなっています。
(木内康好)
 

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有限会社木内重機

〒289-0422 千葉県香取市桐谷443

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