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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

離婚関連と福祉に強み 頼れる女性行政書士
行政書士Office KAORI 代表 伊藤香織

 
プロフィール 埼玉県出身。大学卒業後、結婚と出産を経験するも、子どもが1歳のときに離婚。離婚関連の手続きで苦労した体験から、同じ悩みを持つ女性を助ける仕事をすることを決意する。その後、行政書士の資格を取得し、東京都内で障害福祉事業をサポートする行政書士事務所で実務の経験を積んだ。現在は、自身が立ちあげた行政書士OfficeKAORIの代表として、離婚に関する問題で悩む多くの女性を支えている。【ホームページ
 
 
 
埼玉県鴻巣市にある行政書士OfficeKAORI(オフィスカオリ)は、離婚の手続きや障害福祉といった分野を得意とする行政書士事務所だ。代表の伊藤香織氏は、業界では珍しい女性の行政書士ならではの視点から、顧客に寄り添った親身な対応を行っている。自身も離婚を経験したことで、離婚問題に悩む女性たちを助けたいという大きな使命感を持つ伊藤代表に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

障害福祉事業者への手厚いサポートを行う

 
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インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 埼玉県鴻巣市の行政書士OfficeKAORI事務所にお邪魔しています。行政書士は男性の方が多いイメージを持っていました。伊藤代表のように女性の行政書士の方は珍しいのではないですか?
 
伊藤 そうですね。私が知る限り、埼玉県内で女性の行政書士は少ないかと思います。
 
石黒 そんな伊藤代表がどのようなお仕事をなさっておられるのか気になります。ぜひ教えてください!
 
伊藤 当事務所では、主に、障害福祉を支援している事業者の方を対象とした事業の認可申請や事業所の運営サポートなどを行っています。私は行政書士の資格を取ったあと、東京都内で障害福祉を専門に扱う行政書士事務所に勤めていたんです。そのときの経験をいかして、障害福祉に関する書類作成を手厚くサポートしています。現在はオンラインも活用し、日本全国からのご相談に対応しているんですよ。また、私自身も保育士資格を保有していることもあり、実体験で得た知識もお客様にお伝えしています。
 
石黒 私も以前、障害福祉が手厚い東京都世田谷区に住んでいた頃、お子さんの障がいに悩む友人たち、いわゆるママ友が身近に多くいたんです。そのような悩みはなかなか他人には相談しにくいと思います。でも、伊藤代表のような女性の行政書士さんだと、同じ女性として安心して相談できそうですね。