タージン　滋賀県大津市で電気工事を手がけるKemy-Tec（ケミーテック）さん。主に手がけている幹線工事、二次側配線工事とはどのようなものなのでしょう。
 
池田　幹線工事は、変電所から送られてきた電気を施設の配電盤やご家庭のブレーカーに接続する工事を指します。そして、二次側配線工事は各部屋のコンセントにケーブルをつなぐ工事です。当事業所は戸建住宅・マンション・店舗・工場など種類を問わず施工しています。新築が多いものの、リフォームでコンセントの位置を変えるなどさまざまな工事を承っているんです。
 
タージン　それだけの工事をするには、豊富な技術と経験が必要になるでしょうね。
 
池田　ええ。電気工事は現場により施工方法が異なり他社と協力することもあります。1種類の工事しかできなければすぐに行き詰まってしまうんですよ。私は、複数の会社で多種多様な現場を経験し、対応力を磨いて独立しました。今年2023年には建設業の許可も取りましてね。これにより受注できる仕事の幅がますます広がったんです。
 
タージン　卓越した技術に甘んじることなく、前進し続ける池田代表の姿勢は見事です。現場で他の職人さんとどのように接していらっしゃるのかも気になります。
 
池田　電気工事は異なる分野の業者と協力して現場を収めます。技術はあって当然のもの。それ以上に私は周囲とのコミュニケーションを大切にしていましてね。若手に仕事を割り振るときも特技や性格を見極め、失敗してもいいから挑戦させることを大事にしているんです。おかげさまで当事業所は創業から順調に成長し、現在新たな人材を募集しています。
 
タージン　新たな飛躍のときを迎えたわけですね。では、池田代表が感じる電気工事の魅力と若者へのメッセージをお聞かせください。