奥谷(直生) はい。以前は広告代理店に勤務していました。その後、清掃業をしていた父から新たに不用品回収やリサイクル事業を開始する際に手伝ってほしいと声をかけられたことで、弊社に入ったんです。
濱中 最初は奥谷社長が、清掃会社として運営なさっておられたんですね。
奥谷(直浩) そうなんです。もともと弊社は、オフィスビルの清掃やビルメンテナンス、ハウスクリーニングをメインに業務を行っていました。その際、会社の事務所移転やマンションの引っ越しなどで、ゴミとして廃棄されようとしている不用品の中にも、まだまだ使用可能なものがたくさんあることにもどかしさを感じていたんです。そんなとき、私が清掃を行っていたオフィスビルに入居する会社さんから、事務所を移転するので不用品も引き取ってもらえないかとご依頼をいただきまして。それをきっかけに、不用品回収やリサイクル事業をスタートしようと思い立ったんです。
濱中 なるほど。まさに持続可能な社会に即したお考えだと思います。あらためて詳しい業務内容についても教えてください。
奥谷(直生) さらに、回収した不用品の中から、まだ使用できる家具や家電製品のほか、需要のあるものはリサイクル品としてオークションサイトなどで販売も行っています。
濱中 最近では少子高齢化に伴って、遺品整理や生前整理の需要が高まっていると聞きます。それに、住む人がいなくなり放置されている空き家が増加しているとも耳にしますし、そのような問題に関する不用品回収の問い合わせも多いのではないですか?
奥谷(直生) 濱中さんのおっしゃる通り、お客様からのお問い合わせは増えていると感じますね。さまざまなお困りごとがありますので、それぞれにしっかりと対応できるよう、丁寧にヒアリングするよう心がけています。