
インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
青木 はい、もちろん(笑)。事業を始めたきっかけも、趣味のおつまみづくりでした。最初につくった燻製は、中華鍋でのイカの一夜干しです。奥深さに魅了されて燻製器も自作し、創意工夫を凝らして燻製を探究しました。
亀山 その楽しみが仕事に変わった経緯とは?
青木 趣味の範囲を超え、つくる燻製が増えてしまい、食べきれない分を配り始めましてね。すると皆さん、「おいしい!」と褒めてくれるんです。その評判に自信を得て、65歳の定年時にイベント出店したところ大好評だったもので、本腰を入れようと車庫を改造し、当店を立ち上げるに至りました。
亀山 好きなことで周りが喜び、事業に結び付いたと。素敵なヒストリーが聞けました。そんな燻製道楽さんには、どんなメニューがあるのでしょう。
青木 一番人気「燻製たまご」は、地元産たまごを秒単位で測って茹で、特製調味液に一晩漬け込んだ自信作です。そのほか日曜限定の燻製ラーメン、燻製肉などが味わえるワンプレートランチ、季節で内容が変わるオードブルなどをご用意しています。