姫路駅前でライブハウスを運営

インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
新井 ありがとうございます。たくさんの方にさまざまな用途でご利用いただけるよう、音響や照明にこだわり、設計には私も一から携わりました。HOP THEATERは、親族が代々経営している株式会社御幸苑の自社ビルを建て直した後、コロナ禍で空室になってしまった地下にオープンしたんですよ。
狩野 株式会社御幸苑さんは、どういった事業をされているんですか?
新井 現在は主に、不動産賃貸業を手がけています。同社は姫路の玄関口であるみゆき通り商店街の入り口に、1969年に食堂を運営し始めたのがスタートでした。その後、地域の方々の憩いの場をつくろうと、大型の喫茶店を中心として、洋菓子、パンの製造販売、うどん屋や居酒屋などさまざまな飲食事業を50年ほど手がけてきましたが、時代の移り変わりに伴い飲食業を撤退し、自社ビルを立て直したこともあり、現在は不動産賃貸業がメインになっています。おかげさまで、今年2023年で創業76年目になります。
狩野 地域の方々の憩いの場を提供する会社として生まれ、長年にわたって愛され続けてきたんですね。