辻󠄀 ええ、看板犬は歴代合計で6匹いて、3匹は虹の橋へと旅立っていきました。今いる看板犬の3匹はシニアで、そのうち2匹は保護犬なんです。そういうこともあり、新しく保護犬を迎えたいという方も参考のためにご来店くださいます。オープン21周年を、この子たちと一緒に迎えられて、本当に嬉しいです。
タージン ワンちゃんを飼いたい人をサポートする場でもあると。先ほどカフェのメニューを拝見しました。ドリンクに食べ物、ワンちゃん用のご飯など、豊富でびっくりしました! かわいらしい雑貨もたくさんで、犬を連れていなくても誰もが楽しめそうだと思いましたよ。お庭のスペースはドッグランですか?
辻󠄀 ええ、ワンちゃんにも飼い主さんにもリラックスして過ごしてもらうために設けました。基本的に、オープン当初からノーリードで運営しているんですよ。のびのびとドッグランで遊んでいるワンちゃんは、自宅では観られない意外な一面を見せてくれることもあるんです。飼い主さんには、愛犬の新しい一面を発見しながらワンちゃんと一緒においしいメニューを楽しんでいただきたいです。
タージン まさに愛犬家のオアシスだ。雑貨も、厳選されているのでしょう?
辻󠄀 はい。ドッグフードやおもちゃ、飼い主さん用としてワンちゃんにも優しい香りのするフレグランスなど、多様な商品を取りそろえています。オリジナルブランド、「K+」のステッカーや小物などもご好評いただいていますよ。バッグや小物に愛犬のお名前を入れるサービスや、メモリアルプレートなどもご用意しています。あとは、ワンちゃん用のオリジナルバースデーケーキも人気です。
タージン ワンちゃんのバースデーケーキ! それは喜ばれるでしょう!
辻󠄀 ワンちゃんは自分で衣食住を選べないですよね? ですから、できるだけ体に良いものをそろえるように心がけています。
タージン 素敵なお考えだ。だからこそ、たくさんのお客さんに愛されてきたんだろうな。21年の歴史の中で大変だったのは、やはりここ数年のコロナ禍ですか?
辻󠄀 おっしゃる通りです。だからこそ前を向いて、「人間、動物、植物、生きとし生けるものすべてが健やかに生きていけますように」と願いを込め、営業してきました。コロナ禍では、あらゆる人々が不安や困難と闘っていましたよね。そういう人たちがここで少しでも笑顔になってもらい、その笑顔を広げていけたらいいなと思って頑張ってきました。
タージン 素敵なお考えだ。だからこそ、たくさんのお客さんに愛されてきたんだろうな。21年の歴史の中で大変だったのは、やはりここ数年のコロナ禍ですか?
辻󠄀 おっしゃる通りです。だからこそ前を向いて、「人間、動物、植物、生きとし生けるものすべてが健やかに生きていけますように」と願いを込め、営業してきました。コロナ禍では、あらゆる人々が不安や困難と闘っていましたよね。そういう人たちがここで少しでも笑顔になってもらい、その笑顔を広げていけたらいいなと思って頑張ってきました。