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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自然の恵みを全国へ 色の力で前進へと導く
Y・Mガーデン 代表 松下陽子

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 奈良県橿原市で6次産業事業とADVANCE(アドバンス)カラーセラピーサロン「エール」を運営するY・M(ワイエム)ガーデンさん。まずは作物の栽培から加工、販売まで手がける6次産業について教えてください。
 
松下 2021年に長年住んでいた東京から離れ、故郷である橿原市に戻りました。高齢になった父は畑で作物をつくれなくなりましたが、父が植えた果実の木にはたくさんの実りがありました。みかん、ビワ、すもも、ザクロ、オリーブなど、ありのままの果実が持つ自然の味がとてもおいしく、「この果実を全国に広めたい」そんな思いがわいてきて、果実の出荷から始めたんです。父に教わりながらプリンスメロンやとうもろこしも植えてみたところ、これがまたおいしくて、土が素晴らしいことを実感しました。よろしければ私がつくったズッキーニのフライと、インカのめざめというじゃがいもを使ったガレットを召し上がってください。
 
濱中 では、お言葉に甘えていただきます。うん、おいしい! ズッキーニは水分が多くべたっとした印象でしたが、こちらは歯ごたえが抜群です。ガレットもとても甘く濃厚ですね。なぜこんなにおいしいんでしょう。
 
松下 やはり代々からの土地で、土がいいのだと思います。昨年亡くなった父も「ここは土がいい」と話していました。果樹園とこの農園は父のエネルギーを感じることができる大切な財産です。感謝を忘れず良いものをつくっていきたいです。また、収穫したお野菜を太陽光と同じ効能が得られる方法で加工し、ドライベジタブルにして出荷もしています。日持ちがするうえ、栄養価は倍になる商品になります。
 
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濱中 お父様との絆が感じられますね。では、エールさんで行うADVANCEカラーセラピーについても教えてください。
 
松下 社会も人も、多種多様な課題を抱えていますよね。自分がわからない、心がモヤモヤする、なんとなく不安、そんな思いで過ごしている方も多いと思います。エールでは、名刺サイズのADVANCE カラーカードを用いて、自分の心の真実に気付くことができます。自分が本当は何を求めているのかを知り、色の力で前進することができるのです。
 
濱中 なるほど。一般的なカラーセラピーとは少し違う印象です。