親方の下で18年修業し屋根板金の腕を磨く

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
木下(泰) 当事業所は姫路から神戸までのエリアを中心に、住宅の屋根板金工事、雨どい工事、外壁工事を手がけています。近年はガルバリウム鋼板など金属製の屋根も増えておりまして。どのような材質の屋根工事でも安心してお任せください。
濱中 最近はゲリラ豪雨で突然の雨漏りに襲われる方も多いようですから、幅広い屋根工事に対応できるとは心強いですよ。ところで、木下代表が職人として独り立ちするまでの歩みも気になります。
木下(泰) 私は姫路市出身で、技術専門学院の溶接コースを卒業後、父親の勧めで高砂市の板金屋に就職しました。そして、同じ親方のもとで18年修業をして2008年に独立し、当事業所を立ち上げたんです。
濱中 一般的に職人さんは、何人もの親方の下や会社を転々とするものですよね。18年も同じ親方と行動を共にした理由はなんだったのでしょう。
木下(泰) 一人の親方の下で修業しても他社に移っても、応援でいろいろな現場に行きますから、同じことだと思っていたんです。自分がその気になればいくらでも勉強はできますからね。私の親方はかなりの数の仕事を抱えていました。見て盗めの世界だったので、手本となる親方や先輩のやり方を見ながら技術を学んできたんです。技術が身につくと仕事がどんどんおもしろくなっていきましたね。