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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
三宅 はい。私は今、3人の娘のママとして忙しいながらも元気な日々を送っています。ただ実は、初めての娘を病気で亡くし、流産も経験したんです。当時は、「私は母親になれないのかな」と悲しみに暮れる毎日でした。そんな私を助けてくれたのが音楽であり、歌うことでした。この経験を活かし、お子さんを亡くした方々が前向きになれるお手伝いをしたいと思ったのが、当サロンのはじまりです。
亀山 ご自身も悲しみを乗り越えた経験があるからこそ、同じ境遇の方々を応援したいと感じたわけですね。
三宅 はい。人って、本当に悲しいと話す気力もなくなってしまうんです。世の中には当たり前のように子どもを授かっている人がいるのに、自分の子はもうこの世にいない。この悲しみは親や兄弟姉妹、友だちにもなかなか打ち明けられません。皆さん、自分の何が悪かったのかな、とご自分を責めるんです。
亀山 確かに悲しいという感情は、なかなか他人に打ち明けることはできないですよね。
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亀山 同じような思いを持つ皆で、悲しみを共有することが心のケアとなるわけですね。
三宅 はい。私は「輝けミセス!」をコンセプトに20年間、悲しいときも楽しいときもゴスペルを歌い続けてきたので、その素晴らしさを知っています。そうした経験を活かして、皆さんをサポートしたいんです。