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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ハンドメイドにこだわる 老舗のルアーメーカー
ATTIC 代表 髙洲敏春

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 フィッシングに使用されるルアーの制作を手がけるATTIC(アティック)さん。私は父の影響もあって釣りが大好きで、実は髙洲代表がおつくりになったルアーを父も私も愛用しているんですよ。ですから、今日はお会いできるのを楽しみにきました! こちらのルアーは私が使っているものと同じタイプです。
 
髙洲 水野さんにも使っていただけているとは嬉しいです。これは2008年頃に発売したものを最近になってリニューアルしたモデルなんですよ。
 
水野 確かに、私のルアーとは少し形状が違います。髙洲代表はいつ頃からルアーを制作されているのでしょう。
 
髙洲 1982年からですので、40年以上になりますね。もともと私も釣りが好きで、周囲にはバスプロにもなった仲間も多くいました。その当時、ルアーは高価だったので自分自身で木材を削ってつくってみたら、そのおもしろさにハマってしまいまして。それからハンドメイドでルアーをつくっていたところ次第に評判を呼び、バスフィッシングの愛好者の間で有名な釣具店などで取り扱っていただけるようになったんです。
 
種類豊富なハンドメイドルアー!
種類豊富なハンドメイドルアー!
水野 最初からルアーメーカーとして起業しようと思われたわけではなかったんですか?
 
髙洲 初めはルアー制作で生計を立てようとは考えていませんでした。私がルアーをつくっているのはあくまでも、私自身が楽しくて好きだから続けているだけなんです。
 
水野 40年以上もの間、好きなルアーをつくり続けているとは素晴らしいです。ルアーフィッシングの愛好者の間では、小魚をイメージした形状の「ミノー」という種類のルアーで、髙洲代表自身のお名前がつけられた「タカスミノー」が知られていますよね。