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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

辛い悩みをプラスに変化 心を支えるカウンセラー
original-note 代表 片山亮

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪市平野区で完全予約制のカウンセリング事業を手がけるoriginal-note(オリジナルノート)さん。ADHD専門カウンセラーの片山代表が、カウンセラーを志したきっかけは?
 
片山 学生の頃から、周囲に学校や家庭のことで悩み、不眠などの問題を抱える子が多かったんです。その経験からソーシャルワーカーになるためのノウハウを学べる専門学校に進学して認知行動療法やカウンセリングなどの知識を習得しまして。また、精神科病院でのヘルパーや障がい者職業指導員としての勤務も経験しました。その中で心理的な問題を抱える方の多さも実感し、悩んでいる当事者だけでなくその家族もサポートしたい、という思いで開業しました。
 
畑山 最近も、学校や仕事のストレスから、心に負担を抱える人が増えていると聞きます。片山代表が行うカウンセリングについて教えていただけますか。
 
片山 私は、考え方の歪みを改善して認知と行動に働きかける「認知行動療法」を応用したカウンセリングを行っています。例えば上司に叱られて「自分はダメな人間だ」と思ってしまうと、マイナスな方向に考えが引きずられます。でも「今はできないだけだ」と自分を認めてあげるような考え方に変化させていくことを大切にしているんです。
 
畑山 ありのままの自分を認められれば、前向きになれますよね。
 
片山 はい。ただ、私はあくまで悩みや話を聞く姿勢に徹していて、誰かに話を聞いてもらうことでご自身で答えを導けるような“傾聴”のカウンセリングを大切にしています。対面だけでなく、LINEを含めたリモートでの相談を受け付けているのも、気軽に相談いただきたいという思いからです。
 
畑山 リモートだと安心して思いを打ち明けられそうです。そんな片山代表の運営するoriginal-noteという屋号には、どんな意味が込められているんですか?
 
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片山 これまで、たくさん辛く苦しい思いを経験されたかもしれません。でも、私との出会いを機に、楽しいことや未来への思いを綴っていってほしい。それでノートを見返したときに「いい人生だったな」と振り返っていただけたらなという思いを込めました。
 
畑山 一緒に歩んでくれる片山代表のスタンスに勇気づけられる人は多いでしょう。悩める方は構えることなく、気軽な気持ちで利用してみてほしいと思います。ぜひこれからもみなさんの“人生のノート”を明るく照らしてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
「平均でいいんだ」というのを軸に置くことです。もちろん有名選手などはすごいですよね。でもスタートはみんな同じです。努力をすれば誰でも成長できる。でも職場で一人で努力するのは楽しくないので、仲間を見つける。それが仕事を楽しむコツかなと思います。
(片山亮)
 

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