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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

高品質のプリントを提供
捺染の技で心まで豊かに

 
 
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樫 実は私はもともと、同じ職人でも料理人の道を歩んでいたんですよ。弊社は先代である父が1989年に創業した会社でして、いずれは事業を継承しようと思っていたところ、いろいろと教わる前に父が亡くなってしまいまして。
 
畑山 事業を継ぐ意思があったとはいえ、急に跡を継ぐとなると話は違うでしょう。実務や経営状況などを含めて大変だったのではないですか。
 
樫 当時は本当に困惑しましたね。それでも私は、周囲の人たちに恵まれていたこともあって、職人さんから技術を教えてもらい、貪欲に自分のものとして取り入れることができました。正直なところ、父から引き継いだ時は財務・体制面もゆとりがある状況ではありませんでした(笑)。現社長の母をはじめ本当にたくさんの方々のご協力があり、ここまでたどり着いたという感じですね。
 
畑山 料理の世界から染織業界という未知な分野で、さらに成長しようという姿勢が素晴らしいですよ。
 
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樫 ありがとうございます。おかげさまで現在は、私と姉、妻をはじめ、社内の協力体制は万全です。ですから、企画からプリントまでワンストップで製作できるのもうちの強みです。時代とともに皆さんの価値観も変化し、オリジナリティを求める方が増えたように感じています。少人数のお仲間でつくるチームのユニフォームなど、小ロットでのご依頼にも対応していますのでご相談ください。
 
畑山 手間も労力も要しますし、好きでなければ続けられないお仕事ですね。今後については、どのようにお考えですか?
 
樫 現在、捺染を身近に感じてもらえるワークショップの開催を考えているところです。ものをつくるのはすごく楽しいですし、何より、自分の手がけたものには愛着が湧きますよね。ぜひ、地域の皆さん、特に子どもたちに、そういったものづくりの魅力を伝えたいと思っています。
 
畑山 人や地域のご縁も大切にする樫専務らしいお考えです。私もオリジナルのアイテムを依頼する際は、工夫や探究を続けるトリコさんのような会社にお願いしたいと感じました。今後も伝統の技術と柔軟な姿勢で、魅力的な製品を生み出していってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
単なる作業ではなく“創作”と考えて日々仕事に取り組んでいます。その中で、より良い製品をつくるために創意工夫を積み重ねることが、仕事の楽しみですね。
(樫昌明)
 

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株式会社トリコ

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