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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

小口配送から長尺物まで
物流業務をフルサポート

 

グループ会社で介護やリノベなど異業種進出

 
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畑山 ところで、御社が保有する物流センターはどれほどの規模があるのでしょう?
 
合田 大阪本部を置く大阪YG物流センターは2階建てで、主に大型建材などを保管しています。建物面積は6600㎡ほどの広さですね。また、ランプウェイやトラックバースを完備する堺市物流センター・MFLP堺の5階部分もあります。そのほか、市内の住之江区南港や西淀川区中島、港区波除に倉庫、また岐阜県土岐市には物流機能を備えた工場も構えていまして。今年2022年2月には、新たに福岡県八女市に出張所として稼働を始めたところです。
 
畑山 着々と拠点を広げられていて、勢いが感じられます! ところで、先代は合田社長のお父様でいらっしゃるとうかがっています。当時はどのようなスタートだったんですか?
 
合田 私たちの家系はもともと香川県の海沿いで暮らし、いりこの漁師をしていたそうです。その後、一家で大阪に出て紆余曲折を経て、先代がドライバーとしてトラック運送を始めたのが物流事業のスタートなんです。
 
畑山 先代が自らドライバーを務められていたんですね。合田社長が入社したのは、やはり先代からのお誘いがあったのですか?
 
合田 はい。ただ、私が最初に入社したのはこちらの大協通運ではなく、関連会社の三協グループ株式会社でした。三協グループも大協通運と同様に物流事業を柱にしているほか、当時は損保代理店も展開していて、私の社会人第一歩は保険の仕事だったんです。
 
畑山 それは意外です! でも、確かに会社案内を拝見すると、現在の三協グループさんは介護やリノベーション、人材派遣と、物流以外のさまざまな事業に手を広げていているんですね。
 
合田 そうですね。実は私が22歳で入社して2年後、2000年の介護保険制度開始に合わせて介護サービス事業に参入したのが多角化の始まりでして。デイサービスの立ち上げ、グループホームの設立へと規模を広げました。ほかにもリノベーション事業部、また2014年には人材ソリューション事業部も立ち上げまして。どれもお客様とのご縁から始まりました。とはいえ、最初は知識ゼロからのスタートでしたから、苦労することも多かったですね。
 
畑山 20代で新規事業へ参入されるのは勇気がいったことでしょう。当時の合田青年が新規事業に奔走する様子に、先代の反応はいかがでしたか?
 
合田 介護事業は初めの半年間ほとんど収益がなかったものの、先代はまったくといっていいほど口出しすることもなく、ありがたかったですね。そもそも大学を出る時、「帝王学を教えてやる」と言われて入社したものの、いざ入ってみたら、完全に放置でした(笑)。その後、29歳で同関連会社の代表に就任し、34歳で大協通運株式会社の後を受け継いだ運びです。
 
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畑山 先代も合田社長を信じて任せたのでしょう(笑)。それにしても、事業の多角化にともなってスタッフも増えていると思います。事業部間の異動も可能なのでしょうか?
 
合田 はい、従業員の状況に応じて対応しています。現に、トラックドライバーの従業員が年齢により、手荷役作業が苦しくなり、介護の送迎業務へ移った例もあります。従業員にはなるべく長く働いてほしいですから、希望があれば、活躍の場を移すのも歓迎しているんです。