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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

野球の道からの開拓者
スタッフ全員を主人公に

 

40歳までに上場し、母校を甲子園常連校に

 
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今岡 御社の多角化経営の相乗効果には目を見張るものがあります。野球チームの運営についてもぜひ教えてください。
 
久保田 「Baseball Team NINE」は、元オリックスバファローズの宮﨑祐樹さんが監督です。プロ野球選手になれるのは野球人口の1%にも満たないと言われています。選手の「プロになる」という夢を実現する場をつくりたいという思いと同時に、彼らが良い意味で夢を諦める場所をつくってあげたいという思いもあり設立しました。
 
今岡 胸に響いてきました。私は幸運にもプロになれたものの、学生時代のほとんどのチームメイトはプロを断念していますからね・・・。
 
久保田 ただ、野球チームも弊社の事業内で複合的な役割を持っていましてね。選手には野球を中心としたライフスタイルを保ちながら弊社の福祉施設で働いてもらいます。介護関係で資格を取るには実務が必要なので、5年後10年後の引退時には施設長になれるくらいの経験や資格が身に付いているんですよ。
 
今岡 怪我などで野球ができなくなったとしても安心ですね!
 
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久保田 ええ。さらに障がい者さんが選手を応援できる仕組みで、試合時の野球場には福祉施設の関係者で応援に出向きます。選手たちも襟を正す思いになれるというか、ここでもある種の相乗効果が発揮されています。
 
今岡 次から次に素晴らしいシステムを構築なさっていて驚きの連続です。最後に今後の展望も教えてください。
 
久保田 福祉事業の運営には行政書士業務が必要なため、2022年4月に行政書士法人を立ち上げる予定です。また、2029年までに一部上場する計画と、母校に学生寮をつくるプロジェクトも進めています。甲子園常連校にするのが夢ですね。家庭環境で野球に専念できない優秀な選手が野球を諦めないですむ環境をつくりたいんですよ。Baseball Team NINEの選手に寮母となってもらい、就労継続支援の利用者に寮の清掃や管理をしてもらうことで、弊社全体の事業に組み込めます。福祉科もある学校なので、研修で弊社の福祉事業を授業の一環にできれば学校側にもメリットになりますよね。これが全国の高校に広まれば、野球界を変える壮大なプロジェクトの始まりになると、わくわくしています。
 
今岡 久保田社長は、関わっている人たち全員が幸福になるためのシステムを考える天才ですよ! その計画が進めば、みんながwin-winになれますよね。この調子で成長を続ければ、上場は間違いありません、私も応援していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私にとって仕事は趣味のような感覚で、食事をするくらい自然なものなんです。弊社で働いてくれているスタッフたちにも、仕事を嫌だと感じない環境を整えてあげたいと思っています。
(久保田健治)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社Nine/Nine Group
■ 本社 〒540-0003 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央2-7-20 ユーザック法円坂ビル701
■ 事業内容 飲食店事業/不動産事業/福祉事業/青果野菜卸売事業/広告ディスプレイ内装事業
■ 設立 平成29年1月
■ 従業員数 130名
■ ホームページ https://ninegroup.jp