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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

車いすの整備を通じて 福祉業界の常識を変える
特定非営利活動法人CLUB CROWD 代表理事 德谷好弘

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府枚方市の特定非営利活動法人CLUB CROWD(クラブ クラウド)さん。車いすの整備・販売・リサイクルを手がけ、就労継続支援B型事業所も運営するなど、多彩な事業で社会に貢献中とお聞きしています。まずは、德谷代表が福祉の世界で歩んだ道のりを教えてください。
 
德谷 もともと私は、とある社会福祉法人に中途採用していただき、ホームヘルパーとして働いていました。そこでは在宅の方への訪問介護業務をしながら知的障害のある方の入所施設の支援員も兼務していたんです。その後、法人内の異動で身体障害のある方の入所施設に移りました。
 
タージン 福祉の仕事での経験も豊富に積んでこられたのですね。車いすの整備に携わろうと思われたきっかけはなんだったのでしょう。
 
德谷 実は私の趣味は車の改造でして。車というより、子どもの頃から「車輪」が大好きなんですよ(笑)。そういうこともあり、あるレーシングカーブランドのカスタム愛好家たちと集まっているうちに、自分たちにできることで社会に貢献しようと考えるようになったんです。そこで仲間を集めて、2020年7月に当法人を立ち上げました。
 
タージン 車いすの整備や販売を行う「WHEELZ(ウィールズ)」というブランド名も、WHEEL(ウィール)、つまり車輪から名付けたわけですね。
 
德谷 はい。加えて、この名称にはもう一つの意味があるんですよ。アメリカにアーロン・フォザリンガムという車いすのパフォーマーがいます。彼は生まれつき脊椎の病気で足が不自由なのですが、車いすを使った驚異的なパフォーマンスで世界中の人を驚かせているんです。当法人のサービス名は彼の愛称「Wheelz」からいただいたもの。障がいという壁をみんなの力で乗り越えていこうという願いを込めているんです。
 
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タージン それでは、WHEELZさんの車いす整備について詳しくお聞かせください。
 
德谷 車いすユーザーの方は、朝起きてから寝るまで車いすで生活しますよね。ですから、ちょっとした故障や整備不良が命を脅かす重大な事故につながるんです。しかし、現実ではタイヤの空気圧の調整一つとっても、身体障害のある方には難しいもの。そこで、私を含め車いす安全整備士や介護福祉士など有資格者がそろう当法人のスタッフが、お客様が車いすに安心して長く乗れるよう万全の状態に整備しています。
 
 
 
 

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