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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

550種類の住宅部材で
和室文化を支え続ける!

 
 
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八木 創業60年近い歴史を積み重ねてこられたからこその実績は見事ですね。でも、残念なことに日本の住宅からはどんどん和室が減少しているとも聞きます。その流れの中、なぜ御社はここまで躍進を遂げることができたのでしょう。
 
柏木 確かに、1975年頃を境に日本の家は洋室が中心に切り替わってきています。しかし、洋室といってもさまざまで、和室のように見える洋室の需要が高まるなど、住宅の部材に求められるバリエーションはむしろ増えていきました。私たちは、そのような流れをいち早くつかんで事業を拡大してきたんです。
 
前阪 そのような部材の製造は、言ってみれば大手が手を出さないすきま産業です。だからこそ弊社は、他社に取って代われない独自性を打ち出すことができたと思います。
 
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柏木 また、弊社は多品種少量生産にもかかわらず資材の調達から製造・出荷まで自社で行う一貫体制を構築しています。原料の木材はスタッフが現地へ出向き品質を確認するなど、製造工程の隅々まで管理を徹底しているんです。そうして「少しでも安くいいものを」とものづくりに情熱を燃やし続ける姿勢で、幅広いニーズにお応えしているんですよ。
 
八木 その素晴らしい精神性でいらっしゃるからこそ、御社は根強い人気を保つことができるのでしょう。
 
柏木 ありがとうございます。実際、弊社が現在の事業から撤退すると、和室そのものがつくれなくなる可能性があるんですよ。私たちはそれくらい重要な役割を担っていると自覚して、今後どのような形で日本の文化に貢献できるか模索しているところです。旅館ではまだまだ和室が健在ですし、またホテルも和室を中心にするところが増えています。コロナ禍が落ち着けばインバウンド需要も戻るはずなので、これからは旅館・ホテル向けの需要を積極的に開拓していきたいですね!
 
八木 日本から和室が消えるのは寂しいもの。柏木社長には引き続き時代の流れを読み取って、和室文化の発展に尽力していただきたいですよ。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
事業を通じて日本の歴史ある和室の文化を、日々模索しながら守りつづけ、また発展させていくことが楽しいですね。
(柏木孝)
 

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株式会社粉河

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