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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

左官を追求して四半世紀 伝統を受け継ぎ後世へ
株式会社コザコ官業 代表取締役 小迫由紀男

 
プロフィール 神奈川県出身。高校卒業後、1995年に左官職人で宮崎県出身だった父のもとで修業を始める。約4年、父の推薦する左官職人にも師事し、1999年に独立。2007年に(株)コザコ官業を設立した。戸建て以外にも、公共・商業施設のほか、ビル・店舗などさまざまな建物で施工を手がけ、難しい依頼も断らない姿勢で事業を展開。顧客からの信頼も厚い。2020年に創業25周年を迎え、後進の育成にも尽力している。【ホームページ
 
 
 
左官職人として、コンクリート壁等のサンダー掛けや先輩の補助である手元作業を経て簡単な塗りを始めるまで4年、仕事を楽しめるようになるのが5年、一人前の職人になるには8〜9年必要。株式会社コザコ官業の小迫由紀男氏はそう熱く語ってくれた。多くの職人が断る難しい依頼も受注し、攻めの姿勢で左官に挑むその自信の裏には、休み時間を返上して先輩職人の仕事を研究し、自主的に鍛錬を重ねる影の努力が隠されている。次世代に伝統の技を伝えるべく奮闘中の小迫社長に注目だ。
 
 
 

父の背中を追い、左官職人になり25年

 
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インタビュアー 鎮西寿々歌(タレント)
鎮西 神奈川県大和市の株式会社コザコ官業の小迫社長は、左官業を手がけて今年2021年で業界26年になる大ベテランとうかがっています! 左官と聞くと特殊な素材を使って壁を塗る昔ながらの伝統技術というイメージもあり、とっつきにくいと感じている人も多いと思います。主にどういったお仕事なのでしょう?
 
小迫 左官の現場には戸建や大型施設、鉄道工事、外構、テナントと幅広く、仕上がりも和風からモダンまでお客様のご依頼によってさまざまな施工があります。一言では難しいものの、簡単にご説明すると、鏝(コテ)やハケなどの道具を使い、建築物の壁や床などを仕上げる日本の伝統的な技術ですね。
 
鎮西 一言に左官と言っても多種多様な作業があるのですね。小迫社長がこの業界に入ったきっかけを教えてください。
 
小迫 私の親父が昔ながらの伝統的な左官技法を会得した生粋の職人だったんです。それで私も高校卒業後に興味本位から親父のもとで修業を始めました。最初の現場が江ノ島の山頂にある展望の素晴らしい高級ホテルで、こんな場所で働けるのかと驚いたのを記憶しています(笑)。
 
鎮西 高校を卒業したての若者には別世界に映ったに違いありませんね!
 
 
 
 

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