B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

効率度外視で納得を追求
土台重視の就活支援

 

基礎的なスキルの成長が人を大きくする

 
glay-s1top.jpg
 私もサッカースクールで、子どもたちに自分でポジションを決めさせるなど、自立を促すようなプログラムを導入しているんです。と言っても、子どもと就活を行う大学生では比較になりませんよね(笑)。
 
我妻 私としては、大学生は子どもから大人へと生まれ変わる転換期のように思っているんですよ。「就職は、赤ちゃんとしてこの世に生まれるのと同じだ。でもただ一つ、就職は自分で親、つまり、会社を選べる点が違う。だからしっかりと考えて選ぼう」と、学生にはよく話しています。
 
 やはり自分で考えて選ぶことが大事ですよね。誰かに決められると、うまくいかなかったときの逃げ道になってしまいますから。
 
我妻 それはその子にとってもよくないですよね。だから私は、企業への志望動機も本人に考えてもらうようにしています。これまでに、志望動機を考えるだけで3日間も費やした学生もいましたね。
 
 3日間とは驚きました! それだけ我妻社長は、答えを与えるのではなく、自分で出してもらうことを大事にされているんですね。
 
glay-s1top.jpg
我妻 将来、人に入社理由を尋ねられたときに、誰かに与えられた理由だと、きっとうまく答えることができないでしょう。自分で考え抜いて出した答えは、ずっと残るんですよ。「就活スキルを手っ取り早く知りたい」という学生には、非効率な方法かもしれませんが。
 
 たとえ非効率でも、そこはかなり大事な点じゃないですか。例えばアスリートが引退後、セカンドキャリアで躓いてしまうのは、自分の強みや経験を、社会でどう使えばいいのかわからないからだと思うんです。スキルがあっても、それを活用するための基礎は必要だと感じます。
 
我妻 おっしゃる通りで、私は仕事には、実用的なスキルと基礎的なスキルの2つが必要だと考えています。実用的なスキルとは、サッカーなら「ボールを蹴る」「フェイントをかける」など、その職種に必要な能力。一方、基礎的なスキルは、「論理的に考える」「相手の考えを理解する」など、どの仕事にも求められる能力です。この基礎的なスキルを土台として備えていることが、社会で活躍するために大切だと考えています。
 
 高い建物を建てるには土台が重要なように、さまざまなスキルを積み上げていくためには、やはり基礎が大切なんですね。学生や就職活動に対して、我妻社長がどんな理念をお持ちなのかもしっかりと伝わりました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事