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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

100年先も自然と共に 健やかに生きる家づくり
株式会社アンビエックス 代表取締役 相根昭典

 
プロフィール 京都府出身。一級建築士。シックハウス症候群が社会問題化する以前より住宅と健康の関係性に着目し、1980年に「自然に学び、そのまま生きる」を提唱。1990年に、自然と共生する家づくりを行う(株)アンビエックスを設立した。健康住宅の先駆者としてマスコミからも注目を集めた。環境や建築系の大学と共同研究を行い、長寿命や健康に暮らしを営める住宅を研究成果の裏付けの元に建築技術を高めてきた。環境系NPOやNGO、自然食の団体、大学の建築学部、青山環境デザイン研究所の講義をするなど、全国でセミナーや講演活動を行い、健康住宅の普及活動にも尽力している。【ホームページ
 
 
 
現代住宅に警鐘を鳴らす、株式会社アンビエックスの相根昭典代表取締役。自然素材と伝統構法でつくる住まいを、当たり前の存在にするため、工法や素材の開発で努力を重ね、住宅メーカーと変わらない価格で提供することを可能にした。「100年先も自然と共生した暮らしができる家」の理念に基づいてつくられる、人だけでなく、ペットや自然環境にも優しい住まいについて話をうかがった。
 
 
 

建築業は人の命や人生を預かる仕事

 
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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 戸建て住宅や集合住宅の建築を手がける株式会社アンビエックスさん。相根社長は業界歴が30年以上になるそうですね。
 
相根 はい。私は1980年に「自然に学び、そのまま生きる」を提唱して以来、自然素材で体に優しく、地震に強く、高断熱・適気密の住まいづくりに取り組んでいます。
 
内山 シックハウス症候群が社会問題化する前から、住まいと健康の関係に着目されていたんですか。
 
相根 ええ、「ただ家を建てるのではなく、人の命や人生をお預かりしている」という気持ちで仕事に取り組んできました。そのため、耐久性にもこだわっているんですよ。
 
内山 それは頼もしいです。
 
相根 現代住宅の内装を見渡すとほぼ99%が、壁・天井ともビニールクロス、床は2~3㎜の薄い板を化学合成ボンドで貼り合わせて化学合成塗料でコーティングされたフローリング、システムキッチン・扉、家具はボンドで固めたボードに塩化ビニール、このすべての部位から有害化学物質が揮発して室内空気汚染し、さらに電磁波も相まって何らかのダメージを受けています。また、構造木材は高温乾燥して割れ、40年ぐらいで壊れ、老後の資産にならないのが、現代住宅が持つ大きな問題です。
 
内山 そうした問題に警鐘を鳴らすべく事業を展開する相根社長。御社の家はどれくらい長持ちするんでしょう。
 
相根 300年は持つ自信がありますね(笑)。少なくとも一般的な住宅が建て替え時期を迎える30年から40年よりも長持ちします。ですから、賃貸住宅で暮らす30代の方にはぜひ弊社の家をおすすめしたいですね。定年を迎えても立て替えずそのまま住めるので、老後の資産にもなります。
 
内山 30年後にまた建て替えとなると、ローンも終わっていませんからね(笑)。老後の備えにぴったりの選択肢かもしれません。
 
 
 
 

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