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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

らしさにこだわる演出で 五感に宿る葬送のひと時
Ending life support 代表 田手原亨香

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 故人やご遺族の“らしさ”にこだわった、新たな葬儀スタイルを提案するEnding life support(エンディング ライフ サポート)さん。田手原亨香(たてはら みちこ)代表と葬祭事業部の中本哲也さんにお話をうかがいます。まず、この道に進まれたきっかけを教えてください。
 
田手原 私の父は古いお寺で生まれ育ちました。私はその父の背中を見て、ごく自然の流れで葬儀の仕事に就いたんです。父であり私の師でもある水原渭江(みずはら いこう)からは、「人として間違っていない送り出しをする」という理念や、目の前の困った人に尽くすという考えを学びました。その意味を、長く葬送に携わる中で理解できてきたと感じています。
 
中本 私のきっかけは阪神・淡路大震災です。それまでは林業に携わっていました。震災をきっかけに、人の役に立ちたいと考えたんです。そのとき偶然、葬儀会社の求人情報を見て、熱意を伝えて入社しました。
 
八木 いずれも運命を感じる歩みですね。独立のきっかけも気になります!
 
田手原 前職の会社にいた頃、「ご遺族の皆様は、私という一個人を見られて葬儀の依頼をされてるのではなく、会社の名前で選んでおられる」と勝手な思い込みをしておりました。でも、退職後に私の所在居場所など探してくださった方や、何かのご縁で再会した方から、「あなただからお願いしたいんです」と言っていただきまして。そのお言葉に、身を削ってでも葬儀に取り組む決意を固め、起業しました。また、中本を誘ったのは、“手”が理由です。会社員時代、別の葬儀会社に勤務する彼を見たとき、納棺や仏様に触れる際の指使いの優しさに感銘を受けたんですよ。
 
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葬祭事業部の中本哲也氏
中本 私は「どんな葬儀も粗末にしたくない」と考えていたので、同じ考えを実行している田手原のことは当時からリスペクトしていました。実は起業を勧めたのも私なんです。「熱い意思を持ちながら、くすぶってていいのか」とね。
 
八木 お互いの意志が合致して、今の体制になったんですね。葬儀は一生で一度のもの。強いこだわりを持つお二人の姿勢は、ある意味で当然に感じます。
 
 
 
 

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