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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“予防皮膚”の確立へ
つなぐステークホルダー

 

関係者を結び付け課題を解決に導く

 
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八木 業務内容をうかがいますと、製薬会社で勤務していた経験が非常に役立っているように感じますね。
 
杉浦 ええ。現在の業務自体は、前職の延長に近いかもしれません。前職でも医療機関向け化粧品を扱ってきたので、医療機関向けの化粧品ビジネスの情報は詳しく把握しています。また、日本各地で医師、薬剤師をはじめとする医療機関の従事者、関連する製薬・化粧品会社そして生活者への対応も経験してきました。その中で生じる根本的な課題も熟知していますので、的確な提案を行えると自負しています。
 
八木 根本的な課題とは、具体的にどういったものですか?
 
杉浦 人口減や医療費増加という社会的課題のほか、企業であれば医療関係者との接触機会があげられます。多忙な医師に対して、どのようにアプローチする機会をつくるかは、大きな課題の一つなんです。一方、医師側も同様に、化粧品を学ぶという機会がほぼなく、新たなサービスや商品を知るための機会や、どのように患者さんに使ってもらうかについて課題を感じている医師も少なくありません。そこで、培った経験、ノウハウを活かし、それぞれを橋渡しすることで課題の解決に取り組んでいます。
 
八木 なるほど。つまり、杉浦代表は前職時代に築いた、企業、医療機関、生活者とのつながりを活かして、3者を適切に結びつけるわけですか。
 
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杉浦 おっしゃるとおりですね。また、3者につながりがあるのは、予防皮膚の確立という私の目標を達成するためにも必要だと考えているんです。というのも、先ほどお話ししたように、正しい情報を広く一般に発信していくためには3者を適切につなぐことが重要です。例えば、本来は分けて考えられるべき“トラブル肌のためのスキンケア”と“楽しみのあるアパレル的なスキンケア”が同じように扱われています。中には「高級ブランドのコスメならニキビの改善にも期待できる」と思われているケースもあるんです。でも、実際はそうではありません。高価なものだけが肌に良いわけでなく、適切な化粧品を適切に使用することで肌の状態をコントロールすることが可能なんですよ。治療が必要なのか、適切なものなのか、どのような肌状態でどう使用するのか、すべてつながっているんですよ。
 
八木 肌トラブルだけでなく、化粧品そのものに対しても誤った認識を持たれるケースが多いわけですか。それを解消していくのは、決して簡単な仕事ではないですよね。
 
杉浦 ええ。ですから、生活者だけでなく、医療機関と企業に対しても、正しい認識を持ってもらえるよう同時並行で進めていかなければなりません。そこで、まずは医療機関と企業の2者に重点を置いた活動を行い、医療機関向けの化粧品に対する評価をより高めようと考えています。そうすれば、生活者に対する情報の発信も行いやすくなりますからね。
 
 
 
 

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