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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 福岡県出身。小学生の頃、埼玉県川口市に移り住む。学業終了後、いくつかの職を経験し、30歳の頃から友人が北区赤羽で経営する居酒屋を手伝うように。36歳で独立を志し、地元西川口に居酒屋勇馬を開店後、すぐに2店舗目をオープン。その1年後には3店舗目をオープンと同時に法人化し、企業としての基盤を整えた。現在は4店舗を経営している。
 
 
 
都心のベッドタウンとして、多くの人が利用するJR西川口駅。利用者数は多いが、商圏としては弱いという問題点もある。その西川口で4つの飲食店を経営する株式会社勇馬の高尾勇樹代表取締役が、この地で勝負をかけたのは、地元を活性化したいとの強い思いがあったからだ。ユニークなサービスを導入するなどして経営を安定させるだけでなく、その先にある西川口全体の発展にまで、高尾社長は目を向けている。
 
 
 

人気焼酎のボトルが1ヶ月飲み放題!?

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 勇馬さんは複数の飲食店を経営なさっているそうですね。
 
高尾 はい。JR西川口駅近辺に4店舗あります。居酒屋としては、ここ勇馬本店と勇馬別館、そして駅反対側に勇馬西口店の3軒、さらに麺屋鷹尾というラーメン店も経営していますよ。
 
 自社でラーメン店までやっているとは驚きました! ところで、勇馬さんには、他店にないユニークなサービスがあるとお聞きしています。一体、どのようなサービスなのでしょう?
 
高尾 「焼酎ボトル飲み放題」というサービスですね。5000円のボトルカードを買っていただければ、1ヶ月の間、1日1本、月の日数分ボトルを注文していただけます。
 
 何本飲んでも5000円!? ちなみに単品でボトルを頼んだらおいくらですか?
 
高尾 2000円です(笑)。
 
 ええっ! じゃあ、3本飲んだら元が取れるじゃありませんか。月に3本なんて、お酒が強い方なら空けてしまうでしょう。
 
高尾 しかも、飲みきっていただく度に新しいボトルをおろしますし、複数人で来ていただいてもOK。カードの貸し借りも認めています。
 
 カードを貸してもいいんですか! 採算が合うのか気になってしまうほどのサービスですね(笑)。