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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

徹底した顧客第一主義で
信頼される環境調査会社

 
 
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矢部 ひどい話ですね・・・。男同士の嫉妬って、そんなに怖いものなんですか?怖いなあ。
 
西尾 そこまでされたら、さすがにね。独立願望があったのは確かですし、これも何かのお告げだと思って即日退社を決めました。そうしたら、私が社を去ったその日に直属の部下も辞表を出してしまいまして、ずいぶん慰留されたらしいのですが、「西尾さんが辞めるならここにいる意味がない」 とまで言ってくれて。そして私に連絡をくれたときに、会社を作るという私の決心を話したら、「仕事が動き出すまで待っています。一緒にやらせてください!」 と言ってくれたのです。
 
 

自分を慕ってくれるスタッフと
お客様の信頼に支えられてきた

 
矢部 いいエピソードだな~。それほどまでに西尾社長のことを信頼していたなんて。
 
西尾 もう、これは絶対に頑張らないといけないと思いましたよ。彼の存在が会社設立の原動力になったのは確かです。それから一人で営業してまわって、どうにか仕事がもらえるようになってから彼を呼んで、会社をスタートさせました。その後、前の会社から2人の社員が移ってきまして、今もコアメンバーとして一緒に頑張ってくれています。
 
矢部 業容としては、スタート当初から現在の環境調査事業をされていたのですか?
 
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西尾 少し違いました。独立の経緯が経緯ですので、極力新規のお客様相手の事業をしようと思っていたのです。それで最初に飛び込んだ会社の社長さんが、私のことを気に入ってくださって、「こういう仕事があるが、俺が教えてやるからやってみないか」 と言ってくださったのです。本当にありがたかったです。
 
矢部 社員の方々といい、お客様といい、素晴らしい人ばかりが集まってきますね。西尾社長のお人柄によるものだと思いますよ。
 
西尾 ありがとうございます! 会社を立ち上げてからも、前職でお付き合いのあったお客様からひっきりなしに連絡が入ってきていたんですね。この業界は会社に仕事を出すというより信頼できる個人に仕事を出す感覚ですから。ただ私は、前の会社で取締役になっていたから法的に2年間空けないと前業務を引き継げない事情があって、お断りしていました。その間に関係が冷えても仕方ないと思っていたんですが、嬉しいことに、2年が明けた途端に、当時のお客様からどんどんご依頼をいただくようになったのです。信頼って本当にありがたいものだなと思いました。