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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

小児から高齢者まで幅広く対応 その人らしさに寄り添う訪問看護
Nexneer訪問看護ステーション/株式会社Nexneer Link 代表 池田 賀津江

小児から高齢者まで幅広く対応
その人らしさに寄り添う訪問看護

Nexneer訪問看護ステーション/株式会社Nexneer Link

  • 代表池田 賀津江
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 愛知県名古屋市名東区にあるNexneer(ネクスニア)訪問看護ステーションさん。池田代表は、鳥飼さんと共に事業を立ち上げたとお聞きしました。
 
池田 ええ。鳥飼とは以前、同じ会社で働いており、私の「自分が理想とする看護を形にしたい」という思いに強く賛同してくれていたんです。それがきっかけとなり、立ち上げを決意しました。
 
嶋 池田代表の理想の看護とは、どのようなものだったのでしょうか?
 
池田 病院では、一人の患者様とじっくり向き合える時間が限られていました。一方、在宅看護では、ご利用者様がご自宅で過ごす時間そのものが、その方の生活です。私たちが訪問する先には、その方らしい暮らしがあります。その方の思いや価値観、大切にしている日々に寄り添いたいと思っています。明日も同じ一日が訪れるとは限りません。「今日という一日を、その人らしく、できる限り後悔なく過ごしていただくために、私たちに何ができるのか」。そこを突き詰めていく看護をしたいと考えていました。
 
嶋 そのように考えるようになったのには、何かきっかけがあったのですか?
 
池田 20年ほど前に亡くなった母の存在が大きいです。母は最期まで「家に帰りたい」と言っていました。でも、私は母を家に帰してあげることができなかったんです。当時、私は看護師として夜勤もしながら母の介護をしていました。余裕がなくて、母に強く当たってしまうことも。そして結局、母が亡くなるまでに、「ありがとう」も「ごめんね」も、伝えることができなかったんです。今でも、大きな後悔として残っています。
 
嶋 それは、今の池田代表の看護観にも大きく影響しているのでしょうね。
 
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池田 ええ。ただ、母は死期を悟っていたのだと思います。葬儀の際、お世話になっていたケアマネジャーに「お母様から『今までありがとう』との伝言を預かっています」と言っていただきました。私は伝えられなかったのに、母は「ありがとう」を残してくれていたんです。大切な人に伝えたいことは、今日伝えてほしい。やりたいことは、今日やってほしい。明日も同じように会える、話せる、笑えるという保証はありません。「今日という一日を、できる限り後悔なく生きてほしい」。その思いが、今の私の看護の原点になっています。