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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

多種多様な作業内容で
得意を伸ばす就労支援

 

美容の経験を生かし福祉の道へ進む

 
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名高 剱持代表はどのような経緯でこの事業をスタートされたのでしょうか?
 
剱持 人生の転機を迎え、自分自身で事業を立ち上げようと考えたことが始まりですね。私はもともと美容にかかわる仕事をしていました。同時にシングルマザーとして、育児に奔走していたんです。その中で、子どもが不登校になってしまうなど大変な時期もありました。それでも無事に子どもが成長してくれたことで、この機会に何か新しい取り組みにチャレンジしたいと考えるようになったんです。
 
名高 なるほど。それで福祉業界に挑戦しようと思われたわけですか。
 
剱持 はい。当初は飲食店の経営も考えたものの、周囲の方から「就労支援の仕事が向いているんじゃないか」とご提案いただきまして。福祉業界で働いた経験はなく、業界についてもほとんど知らなかったものの、人と接することは好きだったので挑戦してみようと決めたんです。そこで事業所を開くために必要な手続きを進める一方、資格取得に向けて仕事や育児の合間を縫って勉強しました。福祉業界の中での人脈もありませんでしたので、まさにゼロからのスタートでしたね。
 
名高 独立を決意してから実際の開業まで、さまざまな苦労を重ねてこられたわけですね。それにしても、美容業界から全く異なる福祉業界へ飛び込むのはなかなか勇気が必要だったのではないかと思います。
 
剱持 そうですね。でも、実は現在でも美容関係の仕事をしていまして、モデルさんのヘアメイクをしたり、デザイナーさんと一緒に撮影会に携わったりと、さまざまなことに挑戦しています。培った技術や経験は、現在のアイシングクッキーづくりにも生かすことができているんですよ。そうして、私にできる全てのことを利用者さんに伝えたいと思っています。
 
名高 それは素晴らしい。ご自身の技術や経験を生かすことで、アイシングクッキーづくりのアイデアが生まれるわけですね。でも、中には細かい作業が苦手という方もおられるのではないですか?
 
剱持 おっしゃる通りです。そこで、当事業所ではアイシングクッキーづくりだけでなく、商品の写真撮影や検品、ネットへの出品といった軽作業も行っています。ほかにも、近隣の飲食店の清掃作業や、クリーニング店で使用するタグをつくる作業などもあるんです。利用者さん一人ひとりの特性や当日の体調に合わせて、さまざまな作業に取り組んでもらっています。
 
名高 クッキーづくりから軽作業、清掃、クリーニングまで、本当に幅広いですね。これだけ多種多様な作業を用意されていることは非常に印象的です。
 
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