緩和×運動+アロマで
痛みの根源にアプローチ
家族の病気をきっかけに自然療法の道へ

伊藤 長男が生後3ヶ月で難病にかかり、医者に「血液製剤を入れないと血栓ができる」と言われましてね。でもC型肝炎が感染するリスクを考え、少しでも身体の負担を減らす方法を自分なりに模索しました。そこで、自然療法を学び始めて21年になります。
八木 そうでしたか・・・。お子さんへの愛情と責任感が、全ての始まりなんですね。
伊藤 さらなる転機は、子どもが3歳で耳の病気を患った時です。手術の必要があるのに半年待たなければならない困難な状況下で、親の自分が知識を持って判断すべきであると、あらためて感じました。フランスやベルギーの医療現場で使われているアロマテラピーを知ったのは、それからです。本格的に学び、息子が喘息を起こした際、呼吸器系に働きかけるアロマオイルを塗布したら症状が和らいだんですよ。
八木 アロマというとリラックス効果のみをイメージしがちですが、それだけではないんですね。
伊藤 そうなんです。子どもが怪我をした際も、毎日アロマで手当てをすることで、調子が良くなっていきました。アロマ歴は16年です。
八木 従来の医療に依存せず、伊藤院長自ら考え、学び、試すことを実践し続けてこられたと。ご家族を通して、常に主体的に、身体に向き合ってこられたんですね。
伊藤 そういう意味では、下の子を出産した経験も大きいですね。自力で産むための身体づくりに取り組んだところ、分娩時間30分、出血量50mlの超安産でした。おっしゃるように、自分も含めた家族全員の身体を通して学びを深めてきたことが、今の基盤になっていると思います。
八木 そういったアロマテラピーをゆいのてさんでも活用していらっしゃるんですね。
伊藤 はい。例えば、80代のお客様は15年前に圧迫骨折をした箇所が急に痛み出してしまったんです。そこで、当院でアロマも使って施術したところ症状が和らぎ、強張っていた足が動くようになりました。見違えるように晴れやかな表情になられて、私も嬉しかったですね。


