ミリ単位で型枠をつくり
大規模RC造を生み出す
ミリ単位の精度を求めてスキルを高め続ける

寄田 それはもう、ミリ単位です。数ミリ狂うだけで、いろいろな弊害が出てしまいます。ただ、同時にスピードも求められる工事です。私たちの仕事が遅れてしまうと、全体の工期も遅れてしまいますからね。
村田 なるほど。基礎という最初期の段階を担われているから、工期全体にも影響するんですね。
寄田 ええ、精度とスピードが伴わないと、ほかの業者さんにも迷惑がかかってしまう、とてもシビアな仕事なんです。私はこの仕事を始めて15年、そして2018年に独立してから8年経った今も、常に技術の向上を目指し続けています。
村田 それほど高い精度が求められる中で、会社として10年近く成果を出し続けてこられたのは実力の証でしょう。関わっておられるのも大きな工事ばかりですしね。大変なお仕事だと思いますが、今でも「毎日が楽しい」と言えるのは素晴らしいですよ。
寄田 この仕事は、自分のスキルの成長が目に見えてわかるのが楽しいんですよ。ちなみに、特に好きなのは階段の施工で、全部がピッタリときれいにはまった時の爽快感はたまりません(笑)。技術が向上すると、最終的にできあがる構造物の“質”や“精度”がどんどん変わっていくところがおもしろいですね。
村田 わかるなあ。成長を実感できると、さらに技術を高めたくなって努力をする。そういったプラスの循環が生まれていきますよね。本当に仕事を楽しまれているのが、声や表情からもビシビシ伝わってきますよ(笑)。

村田 でも難しいお仕事ですから、そんな寄田社長でも失敗したこともあったのでは?
寄田 もちろん最初は失敗もたくさんしました。失敗したからこそ、本気で修正してステップアップしてきたんです。
村田 確かに、失敗や不安があるからこそ気付けることって多々ありますよね。私もメンタルがブレていた時のことを振り返ると、根本にある問題は相手選手が怖いのではなく、「試合後にどう見られるかな」など、人の目を気にしてしまっていたことでした。その失敗があったからこそ、「今できることに集中することが大事」だと気付けました。
